今日は彼岸の入り
生前の父は 珈琲が大好きでした
私の幼き日に焼き付いている父の姿の一つ
それは 日曜日のある時間になると
それは 日曜日のある時間になると
サイフォンで珈琲を淹れる様子
私の幼少期は まだまだ
珈琲は贅沢な[大人の飲み物]
父は
休日というと
念入りに 愛車(Volkswagen Beetle Type1)の手入れをして
それが終わると満足したかのように
サイフォンで珈琲を淹れて 家族に振る舞う
イの一番に かぶりついて
一連の作業に見入っている私

最後に アルコールランプの灯に蓋をする..
それを やりたくて
やりたくて


でも
とても大切なタイミングを 幼い私に任せてはくれず..
だからこそ!
より一層に

お湯が一瞬にして 珈琲色になってサーっと落ちてくる
魔法のような その不思議に魅了されていた私

当時 「珈琲は大人の飲み物」で
幼い私は ミルクで薄めたカフェ・オレで我慢

私の幼児期の休日の思い出は それに尽きる

そのあと
綺麗になった愛車に 私を乗せてドライブ



それが 父の休日のお楽しみでした

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