昨年の夫様のバースディ

の日の出来事だった・・・


夫様

と息子

に頼まれた食べたいケーキ

を行きつけのケーキやさんで注文して
「今日は夫の48歳のお誕生日

なのでろうそくをつけてください。」とお願いしていた。
すると急に背の高さが息子と同じくらいの若い男性の方から声をかけられた。

「お若いですね。お子さんとかいらっしゃるんですか?」と聞かれ
「えぇ・・・大学2年生の娘

と高校1年生の息子

が・・・」
「いいですね・・・では今日は家族4人でお祝いするんですね!」
「いえいえ・・・娘は大学の宿舎に入っているので、息子と3人で・・・」
「羨ましいですよ。僕は母子家庭なので、家族で誕生日のお祝いなんてしなかったので・・・」
「いえいえ・・・夫が進行性難病なのでもう車椅子

で・・・結婚した頃は元気だったのですが、娘が2歳の時に病名がわかりそれからは杖と歩行器と車椅子へ・・・」
「それは・・・それでも愛

があるからなんですね・・・生活とかは?何か保障されているんですか?」
「ええ・・・障害年金がありますが、2人の子供を育てるにはそれだけではとても無理で、今はなんとか在宅で夫は会社に勤務させて頂いていて・・・」
そしてケーキ代も支払い帰ろうとしたら急にこのクッキーをプレゼントして下さった。

私は困ってしまい遠慮していたら
「なんだかとても感動したので、名も知れぬ若い男性からのお祝いとして受け取って下さい。」と言われなんだか困っていたら、
私の隣にきれいな若い女性がにっこり微笑んでいたので、その場にいずらくなり遠慮なくクッキーのプレゼントを頂きふかぶかとお礼をして去った。

なんだかとても嬉しく幸せなひとときだった。


この場をおかりしてあらためて感謝の気持ちを込めてお礼を・・・

名も知れぬ若い男性様

我が家に帰りましたら、それはそれは夫様は喜んでとても美味しくクッキーを頂きました。


本当にありがとうございます。

またどこかでお会いできる日をとても楽しみにしております。



そしてあなたの幸せを心からいつもお祈りしております。


