中小企業のためのバランス・スコアカード(BSC)入門  

BSCを中小企業に身近なものにするために!
 (BSCで中小企業を元気にするために)

大晦日と言えば、「年越しそば」

2005-12-31 20:08:32 | 日々雑感
 大晦日には年越しそばを食べるという風習があります。

いろいろなサイトから、その由来を調べました。
1.「人生はそばのように細く長く生きるという意味で食べる」という説。
2.そばが切れやすいことから、「1年の苦労を切り捨てようとして食べる」という説。
3.そばは風雨でたれても「日に当たるとすぐに立ち直る植物」なのでそれにあやかってという説。
4.金箔を延ばす時、そば粉を使うことから「金を伸ばす」という縁起から。
これは、江戸時代から「新しい年に向けて人々の願いがこめられた縁起物」として食べられたようです。

 

人生は後悔の連続

2005-12-30 22:34:29 | 日々雑感
今夜、某テレビ局の特番を見ていて、いいセリフがありました。
 それは、
 「人生は、後悔の連続じゃないですか」というセリフです。

 こんなセリフを年の暮れに聞くと、ジーンと来ますね。

 「ああすればよかった」とか、「なぜあんなことしたのか」とか
  人はみんな、ふと気がつけば後悔バカリしています。
 よく 
 「人生は、悔いのないようにとか」といいますけど、
  誰だって、どのような選択をしても後悔しない人はいないように思いますが。
  結局、人それぞれ「後悔の連続」かもしれませんね。

  でも来年こと、後悔のないような年にしたいものです。 

さらに安い

2005-12-29 20:13:38 | ある資産家のつぶやき
 
 今日、ある資産家からお歳暮のお礼の電話がありました。

 「いつもお心使い有難うございます」と言う具合に電話がありました。

  ところが、「奥さん方からもいいお歳暮頂きまして、有難うございました」
 というと、

  「先生ところは、先日丁寧にお手紙で礼状を頂きました。私の方は、お金が
 ないので、電話でお礼を申し上げています。手短に用件を言えば電話の方が手
 紙より遥に安いし、即お礼が言えますよ」

  喩え数十円でも安い方を選ぶから、お金が残るわけですね。

  見習おう。



  

  


 

お金は天下の廻りもの

2005-12-29 20:04:17 | 日々雑感
 今日電車の中である広告をみました。
 それは、次のようなものです。
 ××情報から
 「家を買う
  僕たちは
  景気に
  貢献している
  そうだろう
  小泉さん」

  なるほどいい広告だよな。
 
 

税制改正大綱の話題〔税理士の怒り〕

2005-12-28 23:14:11 | 税&会計
 15日、与党は平成18年度税制改正大綱を発表した。

 その中で、「給与所得控除の損金不参入〔法人所得加算〕」という規定が盛り込まれています。
 
「同族会社の業務を主宰する役員及びその同族関係者等が発行済株式総数の90%以上の株式を有し、かつ、常務に従事する役員の過半数を占める場合等には、その役員に支給する給与のうち給与所得控除相当部分は損金に算入されない」

 なぜ、このような規定ができたかというと
 改正会社法では、最低資本金制度の廃止が決定されています。そこで、節税対策で「法人成り」〔個人組織から法人組織への変更〕する企業が増えると予想したからでしょう。

 この規定は、新設法人だけでなく既存法人も適用されることになりますので大変な規定を創設したことになります。全法人の90%以上が同族会社である日本の中小企業は、今後どのようにして生きていけばいいのかと思うほどの改正です。

 もともと、「最低資本金制度の撤廃」は、現実に債務超過会社の存続を認めているのに、新設法人だけなぜ最低資本金を設けているのか疑問すら思っていて、ベンチャー起業の阻害要因にもなっていたのです。

 この会社法の改正を税制がシャットアウトすることになるものでしょう。
 全税理士は、この規定の廃止を強く望んでいるところです。    

人口減少がもたらすもの

2005-12-27 23:31:24 | 日々雑感
 人口減少がもたらすものには、どのようなことが想像できますか。
 
**********  ご意見お待ちしています  ****************

 人口減少がもたらす社会・経済の変動を予測しみてはと思いました。
例えば、
 1.消費が縮小するだろう。
 2.勤労者は、一段と社会保障費の負担が増大するだろう。
  
 などいろいろ想像できます。

「人口減社会」が到来

2005-12-27 13:43:47 | バランス・スコアカード(BSC)
 10月1日現在の総人口は1億2775万6815人

 前年に比べると約2万人減だそうな。

 今年は
 出生数<死亡数

 人口ピークは06年ということで、政府や識者が発表していたが06年より2年早くなったことになる。
  この現象をみれば、本当にすみよい日本になっているのだろうか。

 「自然減」が日本にとっての課題になるだろう。


目標設定の必要

2005-12-27 00:54:40 | バランス・スコアカード(BSC)
なぜ目標設定が必要になるのだろうか。

すごく簡単に答えると「今は、変化の激しい時代である」からである。

企業の将来は、過去の延長線上にはないということです。

「環境の変化、競争の熾烈化」があたりまえの時代になれば、目標を設定しなければ
自社のポジションや戦略などを見失うことになりませんか。

 例えば、ただ歩くという目的では他の社員は誰もついてきません。
 あそこまで全員が歩くなら・・・・
 到達地点が解るとまた歩き出すものです。

 ビジョンの策定から具体的な数値目標すなわち経営目標が明確になっていたら
全社員が前に向かって歩きはじめます。

 目標がないと右往左往するだけです。






ノルマと目標の違い

2005-12-25 20:54:36 | バランス・スコアカード(BSC)
 よく「ノルマがキツイ」とか「達成できないとか」という話をよく聞きますよ。

 今日は、「目標とノルマ」の違いを考えてみます。
 共通点は、「数値で示される」ことと「期限がある」ことです。

 しかし、根本的に違いがあります。
 ところで「目標」とは何だろうか。
 国語辞典では
 目標とは、「そこに行き着くように、またそこから外れないように目印とするもの」
 となっていました。
 
 したがって、目標には、「めざすべきところ」・「到達まだの時間」があるように見えます。
 そして、「自主性」が加わるわけです。

 だから「目標」は、人から与えられ物ではなく、自分がきめることになります。
 会社の経営目標についは、社員が自主的に設定するものということになります。
 社員が目標をもったということは、「やる気」をもって行動するということになるのでしょう。このことは、あくまでも「仮説」ですが。
 
 これに対して、「ノルマ」とは、上がきめたものを下が達成しなければならない基準ということです。
 部長などが課長に一方的に「押し付けたもの」「与える」ものが「ノルマ」ということになります。

 実務的には
 社員自信が目標を設定すれば、すぐに達成できるものばかりです。
 目標額を上司に示せば、「こくな額で誰が満足するのだ・・・・」という話になります。
 目標額が前年の実績と同じであれば、給料は当然アップどころかカットということになりませんか。
 目標設定額を高くすれば、それを達成できなければポジションの維持どころか、給料・ボーナスは容赦なくカットされるし。

 目標設定は、自分の役割を認識することで、「達成・未達成」ということからあくまでも自己管理ができているかどうかということではないでしょうか。     

   
 
 

  

今の時代

2005-12-24 22:56:48 | 日々雑感
  
 先日、中国に行った時に華僑の人がうまいことを言っていました。

  今の時代、「お金がお金を呼ぶ時代」だそうだ。
  
  「お金がなければ、どうすればいいのかな」質問したかったのですが

   元手を溜めるしかないのかな

 

高額所得者にとって

2005-12-23 23:52:56 | 税&会計
 先日税制改正大綱が発表されました。

 そのなかで、所得税・法人税・相続税などの公示制度の廃止がありました。
 
 その理由は、個人情報保護法と犯罪防止などによるものということです。

 高額所得者にとっては、とにかくよかったですね。 

 ところで、誰が高額所得者かは、明らかにされないというわけです。

 ということで、安心して税金を納めてください。

 

BSCの導入目的

2005-12-23 20:03:12 | バランス・スコアカード(BSC)
BSCを来年から導入するB社へ訪問した。

まず、番頭さんから二つの質問があった。

Q 「社内から、なんのためにBSCを導入するのか」という質問がありました。
 
A
 全社員が「感・度胸・経験」から脱皮し、目標を設定して行動すること。
 全社員が、自社の目標を共有化すること。
 目標を達成するための戦略を確実に実行すること。
 社内一丸となって目標に向けて行動すること。
  
Q「目標と実績を比べられてどのように評価されるのだろうか」
 
A 目標に向かって社内の部や課が挑戦しているかどうか評価します。
 したがって、まったく目標に対して挑戦しない部や課、個人については、このBSCは非常に辛い経営ツールとなります。
 それと、すぐに成果を求めるものではありませんが、「なぜ目標が達成できないか」改善点をみんなで検討し、その改善計画を策定し、実施することに意義があるのです。
 部や課、社員が、社内での役割、必要性なども明確になります。
  会社の業績などもともと社員ひとり一人の活動の結果ですから、社員の能力がアップしなければ業績は向上することは絶対にありません。
 結局、全員がBSCを取り組むことによって、社員個人に「問題解決」「企業変革」の能力をやしなっていくことになります。

 また、当初から完璧なBSCなど、どこの会社でも無理な話です。
 何度も何度も繰り返しBSCを見直すことによって、戦略の実行力、その精度が向上し競争意識が芽生え意識改革が進み人材も育成されるのではないでしょうか。 

 結局、 このようにどこの会社においても、必ずBSCの導入目的が求められます。
 社長は、BSC導入目的を明確しておきましょう。

 

 


中国の投資情報〔中小企業向け〕

2005-12-18 20:03:50 | 日々雑感
 中国のシンセンに行っていたこと、お話をしました。
 そこで得た投資情報〔進出〕をお知らせしますね。

 1.中国投資への第1の判断基準は、やはり人件費の安さだろう。
  これは、労働者の時間給が1ドル以下のところという話を聞きました。
 2.業種や規模毎に、進出する地域を選ぶということです。
   また、大都市は大企業でないとムリとか。
 3.社会インフラもしらべなければならない。
  特に中国では1週間に1回~2回は停電があるそうです。
 4.「合作・合弁・独資」のうちどれを選ぶかであるが、「独資か合作」がベターとか
 5.外国企業の誘致施策もも終わりに近づいたとかも聞きました。
  したがって、経済特別区の優遇税制〔2年免税3年半減〕もいつまでつづくのだろう  か注意してみていかなければならないようです。

  その他
  中国企業でも「クローバルな競争」と「パソコン」は共通のようです。
  なんせ工場で働く人の年代が若い点がなにより日本との違いですね。

  中国企業の社長のお話では
  日本企業と取引すると
  「注文数量が少ないのに、要求事項は多い」
  「代金が低いのに、品質は高い」
  「これでは、中国企業は利益がでません。欧米に輸出する方が、量も違いはるかに利   益がでる」
  
  通訳の話によると、中国ではこのような日本企業に対する評価が一般的とか。
  中堅企業では、数量も幾分すくなくてもいいとか。
  したがって、組む企業の規模を考えない大変なことになるかもしれません。

  また、思い出したら書きます。


 
     
 

あえて火中の栗をひらう?

2005-12-18 19:25:47 | バランス・スコアカード(BSC)

 昨日のAさんから、連絡はありませんね。
 奥さんとかと相談しているのだろうか。
 あえて、「火中のくりをひらう」ことはないなとAさんは、思っているのだろうか。
 同じ努力をするならば、新規一転別のところで働いた方がマシと思っているのだろう  か。
 
 Aさんの今の想いは、
 1.俺が引き受けなければ、会社は整理されるだろう。年の暮れに全員が失業。
 2.引き受けると会社を立て直すためには、「夢と希望をなくした社員」との戦いが
   まっている。特に先輩の高齢者と
   他にも、寝たふりをしている人、会社をかき回す人とか
   いろいろな人がいる。
 3.特に無責任な社長に対して腹がたつだろうし。
 4.どうすれば「負け癖のついた社員」をもう一度奮い立たせることができるだろうか
 5.あれやこれやと考えている時間もない。
 6.仮に会社を再生できたとしても、その時にまた社長は口を出してくるのでは
 
 などいろいろ検討しているのだろう。

  さいしょに戻って、「なぜ、ぼくが・・・・?」

  Aさんしかいない。
  「横を向いた社員」「下を向いた社員」「目や口を閉じている社員」など全員を「前 を向いて、目標に向けて歩かせる」ことができるのは、Aさんしかいない。

  なぜならば

 1.確かに「企業再生」は、なによりもリーダーのパワーが第1条件です。
   年齢が40歳前であるから、他の社員が信用すればついていく。
 2.「ビジョン」も、「変革のビジョン」を示すことができる。
   *「変革のビジョン」とは、新規分野への進出を意味しています。
 3.全員を目標へ導くためのリーダーシップを発揮できる能力があること。
   社内の人望もあること。
 
  さあ、明日はAさんから必ず連絡があるだろう。
  

    
 




無責任な社長

2005-12-17 21:13:20 | バランス・スコアカード(BSC)
 13日から中国へ出張し、昨日帰国したのですが。
 帰国前、香港で携帯電話がビー・ビーっとなりました。
 慌てて電話に出ると、以前にお話をした会社の息子〔義理〕からのものでした。

 「うちの社員の大半が退職すると決まりました。もう会社はやっていきません」

  その前日に例の社長が何の舞ぶれも無く希望退職を募ったらしいです。
 逆に「切れた社員が、即退職します」
 社長は、「明日から出社しなくていい」という会話

  この会話を聞いた社員が、「僕も私も.....退職・退職」

 収まりがつかないので、電話してきたというのです。

 「取り敢えず、今日の幹部会に出席するから慌てない。慌てない」
 今日は、さすがに社長も冷静に「年内に一線を引くから」という話。
  社長は、「これでわしも来年からもう責任はないからな」という。
  またしらけた状態が続いた。

  だけど誰にリーダーになってもらうのかな。
  みんな下向いたままの状態がつづく。
  義理の息子関連会社に出向しているのでただ黙っているだけです。

  沈黙の中、こちらから「Aさんにリーダーになって貰えないでしょうか」
  「結局、あなたに頼むしかない」

  Aさん
  「へー!」「今日の話によっては、僕も退職するかもしれないのに」
  「僕は、まだ40前ですよ」

  「40前だからお願いしているのです」

  さあみんなで再建計画をつくろう。