中小企業のためのバランス・スコアカード(BSC)入門  

BSCを中小企業に身近なものにするために!
 (BSCで中小企業を元気にするために)

裏紙の使用は、推奨していません

2008-07-26 22:39:19 | 日々雑感
 うちの事務所では、プリンターで印刷をするとき、女性職員が率先して「裏紙」を使用してくれます。
 少しでも、事務所経費の削減に協力してくれます。

 ところがプリンターのメーカーでは、「裏紙の使用は推奨していない」といっているそうです。
理由は
 裏紙の使用は、紙詰まりの原因となって、結局「プリンターの故障」になる原因になるそうです。
また、ホッチキスがつけたまま裏紙を使用したりして、トナーそのもの傷をつけてトナーをすぐに取替えなければならないこともなります。
 コスト削減からどころか、コスト増に


 一度印刷したものは、保存用以外はシュレッターにかける。
そうすると、シュレッターにかける時間と人件費が二倍になります。
さらに、その紙くずなどの掃除も二倍になります。


 もともと、パソコンは、紙を少なくするものと言われていたけど、実際は逆にどんどん紙が増えていきます。
 じゃあ、紙の保存はやめて、データ化してドキュメント管理をすればいいというかもしれないけど、過去の書類をパソコンの画面をみながら読むのもつらいはなしです。
 
                 
 友人の税理士は、過去の申告書類などドキュメント管理したけど、今年の申告の時はやっぱり去年の申告全部を一旦打ち出ししたよといったいた。
「セールスにだまされたようなものと」と付け加えていました。

 世は、「ペーパーレス」とか「環境にやさしく」とか叫ばれても、現場の対応はなかなか難しいものですよ。
しかし、こういう業務改善からしないと、何もかもうまくいかないかもしれません。
 
             
 来週、このことを女子職員にいうことにします。
きっと、「先生、いい改善策を考えます」といってくれるでしょう。
もしかして、「先月改善提案出したのに、お給料増えていませんけど」と言われそうやな。

健康保険料の納入通知書を見てビックリ!

2008-07-05 00:19:32 | 日々雑感
 55歳のAさん(個人事業主)が、今日事務所に来て

いきなり
「先生、今年の健康保険料の支払いが大変ですよ」と言い出しました。

Aさん家族の昨年の所得内容をよく聞くと....

同居していて父親(80歳)は、家賃収入があり所得がかなりあること
本人も奥さん電気工事業を続け、子供二人となんとか生活をしていける、それなりに所得がありました。


私は、話を聞いて、
世帯の合計所得からすれば、世間の一般家庭よりはかなり裕福な方になるなと思いましたが。

Aさん
「先月末に市からきた健康保険の納入通知書を見てビックリしました」

そこで、
「平成20年4月1日からの国民健康保険制度は、変わりましたよ」といい
①後期高齢者医療制度が導入されて、お父様は、後期高齢者(75歳以上の高齢者)だから後期健康保険料を納めなければならないことになったこと。
②ご主人の年齢の方は、後期高齢者医療制度施行に伴い、後期高齢者医療制度を支援するために新たに、後期高齢者支援金が新設され、従来の「医療給付費分」、「介護納付金」に加え、「後期高齢者支援金分」を合算して納付しなければならないことになったこと。
などを説明しましたが

※国民健康保険税の算定方法
(1) 医療給付費分(0歳~74歳が対象)
(2) 介護納付金分(40歳~64歳が対象)
(3) 後期高齢者支援分(新設)(0歳~74歳が対象)
保険税の賦課限度額は、医療分が47万円、後期高齢者支援金分が12万円、介護保険分が9万円です。

納入通知書を見ると、やはり
後期高齢者保険料+国民健康保険
※50万円+68万円=118万円

 Aさんは
「夫婦の国民年金を加算すると毎月10万円以上ですよ。こんなのメチャクチャじゃないですか」とはき捨てるようにまくし立てました。

そこで
「昨年と比べると倍の金額ですね。しかし、もう日本の医療保険制度そのものがもうもたないと聞いていますよ」と説明しましたが

 Aさんは、納得したかどうか?

                           

魚のすくないところで、魚釣りをする時代

2008-07-02 20:01:50 | 日々雑感
  昨日のニュースでは、財務省は「為替・株価、原材料価格などの市場動向や決算 の内容を踏まえれば、補正後予算の達成は難しい」といっているそうです。
  07年の予想税収が達成できない様子です。

 年明けから、円高やしまた原材料高、石油高騰、食料品の値上、によってほとんどの企業も個人も、それぞれのマインドは低迷していることは確かです。
 そこでは、物をかいません。
 ということで、法人所得も悪くなるのも当然でしょう。

 こういう時は、社長によっては
 「環境変化を早く察知して、それに備えること」
 という人もいれば
 
 「自社の強みを見直して乗りきる」という社長もいます。

 とちらが正しいかは、わかりませんが

 これからの少子高齢化時代というのは、年金不足や労働人口の減少もさることながら、消費者そのものが少なくなるのではないでしょうか。
 魚のすくないところで、魚釣りをするような時代です。

 魚を釣るために
 1.明日からは、アンテナを立てて情報収集をはかる
 1.どんな餌がいいか探しましょう。
 2.大きな魚がきたら逃がさないようにしましょう。
 3.釣った魚を直ぐ食べないで、大きく育てましょう。
 4......

  社員と一緒にみんなでいろいろ考えてみたら
  ブレーンストーミングやがな