2012小樽小林多喜二国際シンポジウム スケジュール 2011.10
2012年2月21日~23日に,小樽商科大学で「小樽小林多喜二国際シンポジウム」が
開催されます。
シンポジウムの全日程で,一般の方々の傍聴が可能です。
会場などの関係から事前の予約制とする予定です。
その予約募集の方法などについては,11月末に同大ホームページで,あらためてお知らせがあるようです。
情報ソースは小樽商科大学ホームページ ↓
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2月21日(火) 9時開会 大学会館多目的ホール
9時 開会式
学長挨拶
シンポジウム趣旨説明
第1分科会「多喜二文学の国際性」
9時半 第1部「多喜二文学翻訳の可能性」
梁 喜辰(韓国)「韓国語『蟹工船』翻訳をめぐって」
マグネ・トリング(ノルウェー)「方言と歴史」
ジョルディ・ジュステ・小野 志津子(スペイン)
「スペイン語『蟹工船』翻訳をめぐって」
エヴリン・オドリ(フランス)
「フランス語『蟹工船』翻訳をめぐって」
ファリエロ・サリス(イタリア)「「蟹工船」の現在」
全体質疑・討論 10:45~11:45
昼食・休憩 11:45~13:15
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
13時15分 第2部「多喜二と国際プロレタリア文学運動」
秦剛(中国)「旧植民地の炭鉱での「蟹工船」公演
――瀋陽で出版された『戯曲蟹工船』について」
高橋 純「1932年における国際的多喜二評価の一端」
嘉瀬達男報告「多喜二「母たち」の中国語訳の意義」
ヘザー・ボーウェン=ストライク
「『安子』と国際モガのジレンマ」
休憩 15:00~15:30
全体質疑・討論 15:30~17:00
18
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
時半 シンポジウム記念講演会 マリン・ホール学長挨拶
商大グリー・クラブ合唱・室内管弦楽団演奏(予定)
ノーマ・フィールド(シカゴ大学教授)記念講演「小林多喜二を21世紀に考える意味」
19:15~20:15
『蟹工船』の広がりと深まり(ミニ・パネル) 20:15~20:45
『蟹工船』のノート草稿を読み解く(島村輝)
各国語への翻訳が語るもの 意図・苦心・反響、朗読(海外からの参加者を中心に)
2月22日(水) 大学会館多目的ホール
9時 第1分科会「多喜二文学の国際性」(続)
第3部「多喜二の「反戦・平和・国際主義」をめぐって」
サミュエル・ペリー(アメリカ)「小林多喜二と姜敬愛の新聞小説
――ジャンルと主義における文学的矛盾を求めて」
ジェリコ・シプリス「多喜二の世界中の同志達」
今西 一「『蟹工船』とマイノリティ」
全体質疑・討論 10:20~11:45
食事・休憩 11:45~13:00
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1時 第2分科会「多喜二「ノート草稿」を読み解く」
島村輝「「蟹工船」から「党生活者」へ――ノート・草稿に見る多喜二の挑戦」
尾西康充「草稿ノートの研究――『オルグ』を中心に」
神村和美「独房」
高橋秀晴 (未定)
休憩 14:30~15:00
全体質疑・討論 15:00~16:30
●小樽商大大学史料展示室・図書館(寄託多喜二旧蔵書)見学 16:30~17:00
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2月23日 大学会館多目的ホール
9時 第3分科会「多喜二研究の諸相」
鳥木圭太「多喜二・身体・リアリズム――「工場細胞」「オルグ」をめぐって」
楜沢 健「壁小説」
山崎眞紀子「小林多喜二『防雪林』―防雪林に込められた比喩表現」
荻野富士夫「社会経済史的・軍事的観点からみた『蟹工船』」
全体質疑・討論 10:20~11:10
総括討議・閉会式 11:10~11:40
食事 11:50~12:40
●小樽市内多喜二関係地点視察他 13:00~15:00
15時 終了予定
シンポジウムの全日程で、一般の方々の傍聴を歓迎します。会場などの関係から事前の予約制とする予定です。その予約募集の方法などについては、11月末に、あらためてお知らせをいたします。
シンポジウムについてのお問い合わせは、下記にお願いいたします。
シンポジウム実行委員会 荻野富士夫 ogino*res.otaru-uc.ac.jp
(*を@マークに変更してお送り下さい)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・