tako(タコ)のアコギな日々

アコギや機材に関する事などを書いています。

【アコギ オススメCD紹介②】マイケル・ヘッジス 「ベスト・オブ・マイケルヘッジス 〜ビヨンド・バンダリーズ〜」

2020-01-08 13:10:00 | オススメアコギCD紹介
ども、アコギをおもちゃにする男、takoです。


アコギタリストの名盤CDを紹介するこのコーナー。




第2回のご紹介は、特殊奏法の第一人者、マイケルヘッジスのベストアルバムです。



マイケル・ヘッジス 
ベスト・オブ・マイケルヘッジス 〜ビヨンド・バンダリーズ〜



1997年不慮の事故により43才でその生涯を閉じたギタリスト、マイケル・ヘッジズのベスト・アルバムです。

とある年配のギタリストの方に聞くと、YouTubeも何も無かった時代、マイケルヘッジスのCDを聞いてもどういう風に弾いているのかわからなかった、とのこと。今でこそ、動画などがあるので彼の生前の演奏動画などが確認出来ますが、この音源を聴くだけでは、たしかにどのように弾いているのか想像もつかないです。

現在では、マイケルヘッジスの奏法はかなり解明されていて、たくさんのギタリストその奏法を取り入れられていますが、逆にそんな時代にあえて奏法に注目せず音源のみで聴いてみると、彼の高い音楽性に気づかされます。決してポップではないので、万人受けはしませんが、曲の一つ一つに深い造詣と高い芸術性が感じられます。
彼は本当にアコギタリストとして職人であった事がわかります。


このベスト盤は、本当に贅沢で豪華です。「マイケルヘッジスと言えば…」という曲が全て網羅されています。
マイケルヘッジス初心者の方は、これ一枚で本当に充分でしょう。





以下、僕のお気に入りの曲をご紹介していきます。


トラック2
エアリアル・バンダリーズ
Aerial Boundaries
マイケルヘッジスを語る上では、外せない名曲。
右手と左手で違うメロディを演奏し続けるという、ソロギターインスト界に衝撃を与えた作品でもあります。

実は、マイケルヘッジスのTAB譜が発売されており、そのなかにもこの曲が収録されていました。↓


約1年ほど練習しておりますが、なかなか弾きこなす事が出来ません…。まだまだ頑張ります…笑




トラック5
リチュアルダンス
Ritual Dance
疾走感あふれるアップテンポな楽曲。
1,2弦をCにチューニングして、独特のエコー感を出しているのも素晴らしいです。
「奇跡のシンフォニー」という映画で、女性ギタリスト、カーキ・キングがカバー・演奏した事でも少し話題になりました。







トラック16
ドリームビーチ
Dream Beach
ドリームビーチ、というタイトルがピッタリな、深く広い世界観を見事に表現している一曲です。
どうしても、ソロギターインストの曲って、音数をとにかく多くして華やかにしたいんですけど、この曲を聴けば、そんな固定観念は取り除かれます。作曲をしている人にこそ聞いてもらいたい名曲です。






はい、というわけで、アコギの名盤CDのご紹介、今回はマイケルヘッジスのベスト盤でした!


ではではー!