ども、アコギをおもちゃにする男、takoです。
約1年ほど練習しておりますが、なかなか弾きこなす事が出来ません…。まだまだ頑張ります…笑
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アコギタリストの名盤CDを紹介するこのコーナー。
第2回のご紹介は、特殊奏法の第一人者、マイケルヘッジスのベストアルバムです。
マイケル・ヘッジス
ベスト・オブ・マイケルヘッジス 〜ビヨンド・バンダリーズ〜
1997年不慮の事故により43才でその生涯を閉じたギタリスト、マイケル・ヘッジズのベスト・アルバムです。
とある年配のギタリストの方に聞くと、YouTubeも何も無かった時代、マイケルヘッジスのCDを聞いてもどういう風に弾いているのかわからなかった、とのこと。今でこそ、動画などがあるので彼の生前の演奏動画などが確認出来ますが、この音源を聴くだけでは、たしかにどのように弾いているのか想像もつかないです。
現在では、マイケルヘッジスの奏法はかなり解明されていて、たくさんのギタリストその奏法を取り入れられていますが、逆にそんな時代にあえて奏法に注目せず音源のみで聴いてみると、彼の高い音楽性に気づかされます。決してポップではないので、万人受けはしませんが、曲の一つ一つに深い造詣と高い芸術性が感じられます。
彼は本当にアコギタリストとして職人であった事がわかります。
このベスト盤は、本当に贅沢で豪華です。「マイケルヘッジスと言えば…」という曲が全て網羅されています。
マイケルヘッジス初心者の方は、これ一枚で本当に充分でしょう。
以下、僕のお気に入りの曲をご紹介していきます。
トラック2
エアリアル・バンダリーズ
Aerial Boundaries
マイケルヘッジスを語る上では、外せない名曲。
右手と左手で違うメロディを演奏し続けるという、ソロギターインスト界に衝撃を与えた作品でもあります。
実は、マイケルヘッジスのTAB譜が発売されており、そのなかにもこの曲が収録されていました。↓
トラック5
リチュアルダンス
Ritual Dance
疾走感あふれるアップテンポな楽曲。
1,2弦をCにチューニングして、独特のエコー感を出しているのも素晴らしいです。
「奇跡のシンフォニー」という映画で、女性ギタリスト、カーキ・キングがカバー・演奏した事でも少し話題になりました。
ドリームビーチ
Dream Beach
ドリームビーチ、というタイトルがピッタリな、深く広い世界観を見事に表現している一曲です。
どうしても、ソロギターインストの曲って、音数をとにかく多くして華やかにしたいんですけど、この曲を聴けば、そんな固定観念は取り除かれます。作曲をしている人にこそ聞いてもらいたい名曲です。
はい、というわけで、アコギの名盤CDのご紹介、今回はマイケルヘッジスのベスト盤でした!
ではではー!