映画と渓流釣り

とうとう、春本番

 いつにも増して寒かった冬が終わりを告げ、いきなりの春本番は、春の到来が持つそのうららかさと裏腹な悲しさを感じさせるいとまも与えてくれません。しかしながら、渓流の解禁月にはありがたい天気ではあります。そして、15日は桂川中流の都留漁協の解禁日でありました。
 今年もいつもの通り組合員の登録をし、お昼近くに川茂堰堤に行ってみると解禁日であるがための大入り満員状態。入れ替わりの車があったのですんなり駐車できたけれど、顔なじみの監視員と暫くおしゃべりをしている最中に次々にやってくる釣人の車の列。その熱量に背中を押されるよう川へ向かいました。
 上流には竿を振る人は誰もおらず、のんびり長竿を伸ばしました。太い流れの瀬尻でそこそこの虹鱒が掛かりましたが、水面で鰓を見せたと同時に糸を切られてしまいました。昨年からの使い古したハリスがボロボロだったのでしょう。少し前なら神経質に取り替えていたのですが、最近は切れたらそれまでの縁と不精していたのがこんなところでも因縁になってしまいます。
 温かい夜は車中での睡眠を邪魔することなく、夕方五時から13時間爆睡し気持ちの良い朝を迎えることが出来ました。結局二日間で大月地区の山女魚三尾と、二日目の朝鶴川合流の吐出し口で釣った厳つい顔の尺虹鱒が収穫のすべてでありました。
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