映画と渓流釣り

期待したほどには

 昨日、久しぶりに仕事中映画を観にいきました。以前と違って外回りの営業をしなくなったので、ちょくちょく映画館にこもる訳には行かなくなりました。それ故に昨日の映画は厳選したつもりだったのですが、ちょっぴり失敗してしまいました。
 昼間の映画館は1,000円均一とは関係なく、若い女性(女子高校生含む)の客層で溢れておりました。世間知らずのわたくしは、現役女子高校生の父親でありながら今時の女の子が好きな男の子を知りませんでした。
『人のセックスを笑うな』。題名からして若い女の子が昼間から来るとは思いませんでしたので、松山ケンイチの人気には驚きました。
 監督は女性らしいのですが、それほどの才能を感じることも出来ず、無駄なインサートカットが気になるだけで退屈な映画でした。近年その存在感が注目されている永作博美は、演技力と言うより自然体の魅力なんだと思います。わたくしはこんな女ごめんですが、好きな人にはたまらない良さがあるのでしょう。ヒロインに感情移入出来なかったから映画を退屈に感じたのかもしれません。台本があって計算された演出がされてるとは思えない松山×永作の会話シーンも、自然体好きな女性監督の意図なのかもしれませんが、既に使い古されたコケの臭いしかしませんでした。唯一の正解は、こんなところでもやってるなと再認識した蒼井優の飛びぬけた女優魂でした。
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