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映画と渓流釣り

62歳の夏に挑むこと 2023其の二 魚釣りについて


17日ある夏休み中、13日間毎日魚釣りするのってどうなんだろう
いくら好きでも、もっとやるべき事があるんじゃないかとも思う
それも62歳にもなってさ

朝4時に起きて、大きなおにぎり三つ持って、片道40kmの道を40分かけて走ると
徐々に空が明るくなって、利根川に着く頃には日の出を迎える
5時からお昼前後まで、7〜8時間わたくしの優雅なお遊びを堪能する至福の世界

好きな事をトコトンやってみる人生って、かなり贅沢な生き方かも知れない
いや別に自分が恵まれているとかそう言う事じゃない
そのような選択をできる環境は最低限必要だけど、やるかやらないかを決めるのは自分自身なのだ

説教じみた話をするつもりは毛頭無いので
この13日間の釣行をしっかり刻んでおこう

今年は7月の釣行と合わせて、18日利根川水系で遊べた
9,000円の年間券も安いものだ
片品川と利根川本流の選択ができるので日並みの状況で川を選べるのも心強い

大物だけに限れば片品川の方が確実に出会う事ができるし、釣れる総数も桁違いかも知れない
ただ、本流釣りの醍醐味は利根川本流には敵わない
広大な流れの中から獲物を仕留める楽しさは格別だ

若い頃は人跡未踏の様な山岳渓流で釣れる尺超えの大岩魚にも挑んだけど
あれは、そこに行ければ高い確率で手に入る獲物で
本流釣りの駆け引きの面白さとは、知力体力技術力時の運が試される渓流釣りの最終地点の様な気がする

一本竿は掛かりさえすれば高確率で穫れるルアーやフライと違い、大物の大半は糸をブチ切られる悔しさもあるけれど
喜びは目印が不自然に揺れるあの刹那にある。これからもそんな釣りを楽しみたい
いつまで川に立てるか分からないけど、残された僅かな年月を利根川で過ごせれば幸せだな

蛇足のようだけど、来年に向けて書き記しておこう
針の消費が激しかった。多分100本以上使っただろうか
飲み込まれた場合は無理に取り出そうとはせず(無理すると死んじゃう)ハリスごと切ってリリースするからだ

13日間で3倍以上300尾を上回る魚と遊んでもらったことに感謝
何より、13日間も毎日魚釣りをし続けられた天候と自分の体力に賛辞
わたくしの2023年夏にチャレンジしたかった魚釣りは無事コンプリートできました

夏の雲と瀬音が褒めてくれると良いな












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