目覚め

2010年12月20日(月)

ビパッサナー瞑想

2018年05月21日 | 修行・他
5月9日~5月20日まで、千葉県茂原市にあるビパッサナー瞑想センター、
ダンマ―ディッチャ―で10日間、一日10時間の瞑想をしてきました。
場所は小高い丘の上にあり、とても綺麗な施設でした。
美しい緑に囲まれ、朝は鳥の声で目覚め、ボランティアの方々の手作りご飯を頂くという、恵まれた環境の中での瞑想でした。
瞑想の基本は道徳にある事を説明され、5つの道徳を守る約束をした後、瞑想が始まります。
以下は、道徳と、規律と、聖なる沈黙と、一日の時間割です。

シーラ(道徳律)
ヴィパッサナーコースに参加するすべての生徒は、コース中、次の五つの戒律を厳格に守らなければなりません。
1.生き物を殺さない。
2.盗みを働かない。
3.一切の性行為を行わない。
4.嘘をつかない。
5.酒・麻薬の類を摂らない。

コースの規律
瞑想の基礎は、道徳律シーラ(sīla)にあり、
シーラ は 精神集中サマーディ (samādhi) を発達させ
洞察の智慧パンニャー (paññā) は、精神の浄化によって到達される

聖なる沈黙
聖なる沈黙とは、身体・言語・精神の沈黙を指し、ジェスチャー、手話、メモ書きなど、一切のコミュニケーションは禁じられます。
すべての生徒は、コースの開始から最終日の午前中まで沈黙を守ります。

指導者とは決められた時間内に話をすることができます。
食事、宿泊設備、健康などの問題があるときは、マネージャーと話をすることができます。

一日の時間割
4:00         起床
4:30~6:30      ホールまたは自分の部屋で瞑想
6:30~8:00      朝食と休憩
8:00~9:00      ホールにてグループ瞑想
9:00~11:00     ホールまたは自分の部屋で瞑想
11:00~13:00    昼食と休憩
13:00~14:30    ホールまたは自分の部屋で瞑想
14:30~15:30    ホールにてグループ瞑想
15:30~17:00    ホールまたは自分の部屋で瞑想
17:00~18:00    ティータイム
18:00~19:00    ホールにてグループ瞑想
19:00~21:00    ホールにて講話の後瞑想
21:00~21:30    ホールにて質問
21:30        就寝


ザックリですが、12日間の生活の基本です。
一日中誰とも話すことなく、瞑想ホールで瞑想の仕方の指導を受け瞑想し、講和を聞いて一日が終わります。
この様な同じ流れで、毎日を過ごします。

ビパッサナー瞑想とは、一言で言うと、ただ観察する事でした。
呼吸を観察し、身体の表面を観察してゆくと、次第に身体全体を観察できるようになり、
観察することで様々な物が浄化され、浄化が進む事で悟りから解脱に至ると言う内容でした。

私個人としては内容の7-8割は、体感している事のおさらいでしたが、
身体の見方を詳しく教えて頂けたのは大きな収穫となりました。

また、世俗から離れ、誰とも話すことなく自身を見続け10日間過ごすことは、
今の時代ではなかなかできることではないので、貴重な体験をさせて頂いたと思っています。



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