多摩爺の「こりゃ美味い(その43)」
仙台「牛たん焼き」 利久・松島海岸駅前店(宮城県松島町)
「ずんだシェイク」の話しを先に書いたので、ちょっと前後してしまうが、
東北旅行初日の昼メシは、全国に牛たん炭焼きのチェーン店を展開する「利久」で、
仙台が発祥といわれている・・・ 牛たん焼きをいただいた。
とはいえ、松島遊覧船に乗る前、桟橋で待ってる間に・・・ 「今日のお昼、なに食べる?」と、
男性陣(私と義妹の夫)と女性陣(女房と義妹)の間で、ちょっとしたバトルがあった。
松島を含む宮城の名物と言えば、牛たん、牡蠣、海鮮だが、
私と義妹はなんでもいけるが、義妹の夫は牡蠣や甲殻類がダメ、女房は牛たんがダメで、
さて・・・ どうするとなった。
結局、牛たん組(男性陣)と海鮮組(女性陣)に、分かれて食べようということになり、
私たちはチェーン店の「利久」に入店、女性陣は約10メートル離れた店の行列に並ぶことになった。
そして、女房たちの厳しい監視の目から解放された私たち男性陣は、
当然と言えば当然のなり行きで・・・ 牛たんにランチビールになった。
牛たんは期待通りの美味さで文句なしだったが、
付け合わせのお漬物の酸味が想定外で・・・ 私の口には、ちょっと酸っぱかったが、
たぶん味噌だと思うが、薬味がピリ辛で、これを付けての牛たん焼きは、
ビールが進む、進む・・・ これじゃ酔うのも当然だろう。
私も義妹の夫も、どちらかといえば酒豪の部類の属するが、
お昼のビールは、なぜか不思議とピッチが早くて、酔いの回りも早い。
牛たん6切れをあて(つまみ)にして、ランチビールが3杯だから、
「いつまで食べてんのよ?」と・・・ 関西弁を捲し立てながら、義妹が店に来たときは、
すでに出来上がっていて「申し訳ないが、ちょっとお昼寝させてくれる?」状態になっていた。
そんなところに、義妹の関西弁マシンガントークが炸裂した。
「チンタラ、チンタラ飲んでないで、サッサと食べて、お土産(萩の月)買いに行くよ!」
義妹の夫が口を開いた「なんやねん、来たばっかりちゅうのに、もうお土産でっか?」
極めて正論を関西弁で返したが、勢いは明らかに義妹の方にあった。
「ここ(利久)を出たとこに、萩の月の直営店があるから、安いかもしれんやん。」と、
あまり的を射てないようにも思えるが・・・ 口調は強く切れ味も鋭い。
直営店だから、商品が安いという理由にはならないが、
女房と義妹の視線は、サッサと食べて席を立てと噛みついている。
なお、どうでも良いこの会話の続きは「はい、分かりました。」ということで、
あっさり決着が付き・・・ その後は、前日の「ずんだシェイク」の記事に続くので、
そちらを参照していただけるとありがたい。
明日からは昼メシを挟んで移動があるし、
お昼からビールが飲めるのも、今日だけだから、ちょっと羽目を外したかもしれない。
だからといって開き直るつもりはないものの、当事者代表として、ひと言だけ言わせてもらえれば、
いい歳をした爺さんを野放しにしたら・・・ こうなるのである。
女性陣には申し訳ないが、爺さんたちの、ささやかな楽しみを分かってほしいし、
真っ昼間とはいえ・・・ 旅先でのことだし、
せっかく良い気分で飲んでるんだから、
大目に見てほしいと思うが・・・ 如何なものだろうか?
追伸
早朝にブログを書き終えた後、線状降水帯の影響が心配な山口の母に電話して安否を確認、
実家は比較的高台の団地にあり、土砂崩れや河川の氾濫の心配はないが、
なにせ一人暮らしを譲らない我が儘な母故に、こんな時には心配で堪らない。
また、週末にはいつも母の機嫌を伺ってくれている、北九州に住む妹宅も心配だが、
こちらも高台の団地にあるので心配はないが、もう少し経ってから連絡を取ってみようと思う。
溜息が出てしまうが・・・ 自然には勝てないのだろうか?
注文したのは、牛たん焼(塩味、3枚6切で1,848円)と・・・ ランチビール3杯
多摩爺さんは、お幸せだと思います。
私などわたしの兄も、夫の妹さんのお連れ合いもなくしてしまいましたから、羨ましいです。
兄弟、姉妹のみならず、義兄弟を含めて仲が良いことは本当に幸せなことだと思います。
こればっかりは、育った環境が影響してると思うので、それぞれの親に感謝しなきゃなりませんね。
皆が元気で頑張れるようにと思っています。