多摩爺の「時のつれづれ(弥生の6)」
あと1か月の辛抱
嬉しいことに、昭和5年3月24日に生を受けた母が、
本日無事に、卒寿(90歳)を迎えることができた。
あと1か月で・・・ 日々気になっていた心配の種が一つなくなる。
その心配の種とは、母が現役のドライバーで、いまだに普通車を運転していること
昨今、高齢ドライバーの事故が、テレビで放映されることが多く、
ヒヤヒヤしながら、たびたび電話を入れ、世間話をしながら探りを入れる日が続いていた。
昨年のゴールデンウィークに帰省した際、思い切って免許証の返納を勧めたところ、
いつまでも皆に心配をかけるわけには行かないと言って、苦労して説得することもなく想定外の快諾
来年の誕生日が次の更新だし、切りが良い90歳だから・・・ 返納すると約束してくれた。
頑固者で、けっこう我儘だったので、すんなり了解してくれたことには、
内心、ホッとしたものの、一方でそれは、まだ1年も運転するとの宣言でもあったことから、
「日が暮れたら乗らない。」、「雨の日は乗らない。」、「体調が悪い日は乗らない。」の三点だけ
約束してもらい、機嫌を損ねないように・・・ その日が来るのを待っていた。
そんなこんながあって、実家のある地方の天候を日々チェックするなど、いつも心配していたが、
そんな心労からも・・・ あと1か月(免許証の有効期限は4月24日)で解放される。
まだまだ油断はできないが、ラスト1か月のカウントダウンがいよいよ始まる。
最後まで、気を緩めるわけにはいかないが、残す日は今日を入れて・・・ あと32日
なんとか安全運転で、無事故無違反で頑張ってくれと願い祈る日も・・・ あと32日
毎日、熱っぽければ安心なんだけど・・・ それはそれで心配だし、
毎日、雨が降ってくれると嬉しいんだが・・・ そうもいかないだろう。
遠くから見守ってるだけで、何の役にも立たない息子だが、ただただひたすらに無事故を祈念する。
ガンバレ! バアサン
免許返納を決断したことに「あっぱれ」
返納したら「あっぱれ、あっぱれ」
ガンバレ! バアサン
ガンバレ! 多摩爺
なんとか、頑張って見守ります。