多摩爺の「こりゃ美味い(その39)」
もちっと食感のいちごパン (ファミリーマート・FAMIMA BAKERY)
以前、安価で美味しい、コンビニのメロンパンのことを書いたことがあったが、
その「もちっと食感の北海道メロンパン」に続く、
もちっとシリーズの第2弾・・・ 「もちっと食感のいちごパン」があった。
近所のファミリーマートがなくなって、ここんとこセブンイレブンとローソンに行ってたが、
娘が仕事の帰りにファミリーマートに寄って、メロンパンを買ってきてくれてたので、
朝食のメロンパンに不自由はなかったが、
先週末「もちっと食感のいちごパン」があったので、これ食べてみてと言い、
手提げのエコバックから、パンを二つ出してきた。
いやぁぁ・・・ 嬉しいね。
こういったことだけと言っちゃ叱られるが、さすがパン屋さんに勤める娘である。
明日の朝ごはんが、楽しみだと思っていたら・・・ 翌朝、予期せぬ出来事が起こってしまった。
嫁が夜勤だったので、我が家にお泊まりしていた2人の孫(5歳女児と3歳男児)が、
テーブルの上に置いていた、私の「もちっと食感のいちごパン」を・・・ 食べていたのだ。
おいおい、君らはウインナーと目玉焼きが大好きな・・・ ごはん派じゃなかったのか?
そう思って「あれっ? ごはん食べないの?」と、優しく聞くと、
「今日はパンの気分なんだ。」と・・・ 下の孫が講釈を垂れるではないか。
「今日はパンの気分だ。」なんて、
そんな洒落た言葉を、いったいだれに教えてもらったんだよ・・・ と思いもしたが、
3歳児にそれを言われちゃ、返す言葉が見つからず、苦笑するしかない。
結局、私の朝食は・・・
孫が食べ残したウインナーの欠片と、黄身だけ上手に食べられた目玉焼きの白身と、
昨夜の残り物でレンジでチンしたトンカツと、孫用の茶碗に少し盛られたご飯と、
インスタントのお味噌汁と、熱々のコーヒーだけになった。
残り物とはいえ、これだけあるんだから、文句を言っちゃいけないが、
それにつけても「もちっと食感のいちごパン」に未練タラタラでいたところ、
「爺ちゃん、このパン美味しいね。」と、ニコニコしながら喋る孫に、
もう・・・ 愛想笑いするしかなかった。
とはいえ、それはそれで構わないんだが・・・ 理解できないことが一つある。
うちの孫は二人とも、イチゴが苦手だったはずだが、
なんで、いちごがプリントされた「もちっと食感のいちごパン」を食べたのだろうか?
なぜなんだろう?
上の孫は、初めていちごを食べたとき、ちょっと酸味があったのだと思うが、
嫌な顔して吐き出すと・・・ それ以来、いちごを食べようとしないし、
下の孫は、お姉ちゃんに倣って、いちごは不味い物だと思い込んでいて食べようとしない。
ケーキでも、いちごは綺麗に残しているので・・・ ある意味、筋金入りである。
なぜなんだろう?
なぜ「もちっと食感のいちごパン」を食べたんだろう?
それが・・・ 分らない。
そこで「これ、いちごの入ったパンだよ。」と、聞いてみると、
意外や意外・・・ 「違うよ。ピンクのクリームパンだよ。」と言うもんだから、
孫たちには、包みにプリントされた、いちごの絵などはどうでもよくて、
包みから透けて見える、ピンクのパンしか目に入らなかったようだ。
いやいや、そうじゃなくて、
ひょっとしたら、今日は「いちごの気分」だったのかもしれないし、
もしかしたら・・・ 「ピンクの気分」だったのかもしれない。
今朝が「パンの気分」だったことだけは、すでに確認済みなので、
だぶん、どちらかだと思うが・・・ それが分らない。
なぜなんだろう・・・ 悩むような大問題ではないものの、やっぱり分らない。
とはいえ、よくよく考えてみると、
好き嫌いがなくなるって、けっして悪いことじゃなく、逆に良いことなのである。
そう思ったとき・・・ なにかが、パッと閃いた。
「しっかり食べて、大きくなってくれ。」
たぶんそれが、ベストアンサーなんだと思うと、
情けない顔した爺さんは、すっかりいつもの・・・ 好々爺になっていた。
娘が買ってきてくれた「もちっと食感のいちごパン」、写真だけは直ぐに撮っておいたが、
実はその味をまだ知らないのだ。
なんとも微笑ましい更新に笑顔になりました。
いつも素晴らしいです。
多摩爺の更新はいつもイヤホンで聞きます。
こちらのファミリーマートにあるかなぁ?
今日は行ってみようと思います(^_-)-☆
ありがとうございました。
どこで覚えたか分りませんが、孫の講釈にしてやられました。
成長の証ですね。
これからは、ちょっとだけからかってやろうと思っています。
あ、いや、ご愁傷様、ですね(笑)
「ピンクのクリームパン」食べたくなりました♪
残念でしたが、孫の成長が垣間見えたと思えば、それはそれで嬉しい出来事でした。
食べ損ねたパンは、娘にまた買ってきてもらいます。
寒波到来の今日、ほんわか・ほのぼの
温かくなりました。有難うこざいます。
土曜日の朝の、ちょっとした出来事でした。
孫に対抗しようとする情けない爺さんで、恥ずかしい限りです。
今から遡りで過去分を食べたいくらいなのですが
私の場合は苺の表面の「ゴマ」が生理的にダメで食わず嫌いでした
クリームパンならないですから私も苺製品は食べられました。
同じかも?なんて思ったのでちょっと書きにきましたよっと
うちの孫は、すっぱい時にするような顔をして口から出したので、やっぱり酸味だと思います。
kazspさんのように、大人になったら、子どもの時に食べなかった分を、一気に取り戻すと思います。
その時まで、私も元気でいなきゃと思う次第です。