涙が溢れてきた。止まらなかった。
懐かしいような切ないような
この気持ちのぶつけどころが分からなかった。
それらはすべて、涙となった。
エンドロールとともに
くるりの「ハイウェイ」が流れてくると
二人のことが次々と思い出されてきた。
本気の恋だからこそ感じる事。
それらが次々とよみがえってきて、また泣いた。
まあまあ、
とりあえず、TSUTAYAで何か映画を借りようかなと。
そうだ、「パッチギ」でも見るか。
と思って行ってみると全部レンタル中。
しょーがないなーー、何借りようかなーー
と店内をぶらぶらしていると
「ジョゼと虎と魚たち」が目に入ってきた。
そういえばこの主題歌くるりが歌ってたよな結構いい歌だったしプロモもよかったから借りてみようかな
ってことで借りることにした映画。
その映画で僕の中で
日本青春映画の歴史が変わりました。
綺麗な風景と美しい音楽。
僕の好きなフランス映画の雰囲気がある。
強烈な主人公のジョゼとあまりにも普通な主人公の恒夫。
そして少ないながらも強烈な印象を残す脇役の方々。
恋愛をしたことのある人なら誰もが感じたことのあるであろう、
楽しい雰囲気、ラブラブの雰囲気、険悪な雰囲気、別れの雰囲気。
そのすべてが入り混じった雰囲気。
人生のすべてを悟り諦めているジョゼと
人生のことなど深く考えたことのない恒夫。
そんな二人の恋愛は、切なくそして本物だった。
PG-12指定ということで性的描写もかなり過激だが
それにより二人の恋の情熱がよりはっきり描かれている。
この作品は、僕の見てきた邦画の中で1番好きだと言い切れますね。
是非見てください。
男と女で意見は分かれそうやけど。
いい映画をもっと見たくなりました。。