玉虫色の回想

日々のいろんな出来事を振り返ります。

ジョゼと虎と魚たち。

2006年02月28日 23時52分27秒 | 映画
ちなみに僕が心に残った台詞は
「帰れって言われて帰るようなやつは、はよ帰れ」

「いつがあんたがおらんようになったら
 迷子の貝殻みたいに
 独りぼっちで海の底を
 コロコロ・・・転がり続けることになるんやろ。


 でもまあ それもまた良しや」

ですね。

も一回見よかなーー

ジョゼと虎と魚たち。

2006年02月27日 21時57分48秒 | 映画
涙が溢れてきた。止まらなかった。
懐かしいような切ないような
この気持ちのぶつけどころが分からなかった。
それらはすべて、涙となった。

エンドロールとともに
くるりの「ハイウェイ」が流れてくると
二人のことが次々と思い出されてきた。
本気の恋だからこそ感じる事。
それらが次々とよみがえってきて、また泣いた。




まあまあ、
とりあえず、TSUTAYAで何か映画を借りようかなと。
そうだ、「パッチギ」でも見るか。
と思って行ってみると全部レンタル中。

しょーがないなーー、何借りようかなーー

と店内をぶらぶらしていると
「ジョゼと虎と魚たち」が目に入ってきた。

そういえばこの主題歌くるりが歌ってたよな結構いい歌だったしプロモもよかったから借りてみようかな
ってことで借りることにした映画。


その映画で僕の中で
日本青春映画の歴史が変わりました。




綺麗な風景と美しい音楽。
僕の好きなフランス映画の雰囲気がある。
強烈な主人公のジョゼとあまりにも普通な主人公の恒夫。
そして少ないながらも強烈な印象を残す脇役の方々。

恋愛をしたことのある人なら誰もが感じたことのあるであろう、
楽しい雰囲気、ラブラブの雰囲気、険悪な雰囲気、別れの雰囲気。
そのすべてが入り混じった雰囲気。

人生のすべてを悟り諦めているジョゼと
人生のことなど深く考えたことのない恒夫。
そんな二人の恋愛は、切なくそして本物だった。

PG-12指定ということで性的描写もかなり過激だが
それにより二人の恋の情熱がよりはっきり描かれている。



この作品は、僕の見てきた邦画の中で1番好きだと言い切れますね。
是非見てください。
男と女で意見は分かれそうやけど。

いい映画をもっと見たくなりました。。

模倣犯 映画。

2006年02月25日 22時35分53秒 | 映画
模倣犯の小説を読み終えた勢いで
映画を見てみることにしました。

内容は小説とは異なっていますね。
登場人物の数も少ないですし
最後の結末もまったく違います。

どちらがいいか、というのは難しいところです。

小説は前のブログにも書きましたが
登場人物を一人一人深く掘り下げて書き綴っているのに対し、
映画は事件そのものを大きく取り上げていて
その影響でミステリ性が高いです。

まあ2000ページ弱の話を2時間強で纏め上げるのは
無理な話なのでしょうがないですが。


小説での面白さと映画での面白さは別なので
どちらか片方だけ見た方は
もう片方も見てみてはいかがでしょうか?

YUI

2006年02月23日 04時18分53秒 | 音楽
「TOKYO」でおなじみ(?)のYUIの1stアルバムが発売されましたね。。
でも僕はひたすらTSUTAYAでレンタル開始されるのを待ってます。

3月11日なんですよね~~
ちょっと遅いな。。。

この日はGOING UNDER GROUNDのアルバムも
レンタル開始されるみたいなので
あわせて借りてこようと思います。

模倣犯 下巻。

2006年02月22日 23時36分44秒 | 書籍
ついに読み終わりました。。
何かを成し遂げた感じでいっぱいです。


結末としてはそれほど驚くことはなかったですね。
この小説はミステリというよりも
ヒューマンとして読んだほうが良いと思います。

登場人物も多く、
それぞれの人にそれぞれの物語があるので
いろんな角度から事件を見ることが出来るのも
この小説の良い点ではないのでしょうか。

殺人事件の推理、トリック、計画などは
特に驚くべきものはありませんでした。
まあ、犯人は分かっていますし
古畑みたいにトリック、アリバイを暴くタイプのものではないので
そこはしょうがないんですかね。



何はともあれ、これで明日からは
会社用の鞄がかなり軽くなります!