武道空手の稽古は...
武道態を創る稽古が重要です。
それは、言うなれば、意識を繊細緻密に身体全体に行き渡らせると言えるものです。
その繊細緻密に意識が張り巡らされた身体が繰り出す動きは、
まさに繊細緻密。無機質な意味でない精密機械。
その張り巡らせる意識の情報量は、当然膨大です。

その情報を伝達する配線をより太く、よりきめ細やかに張り巡らせていく。
その意識の許容は、身体だけでなく、様々なことに対して、
広く、繊細緻密にはりめぐらされています。

田部井師範の守備範囲の広さと網の目の細かさは、稽古で培ったものです。