~十時から「滋賀の未来のカタチ」など語りつくしてノドがカラカラ~
以前、県の「文化財保護課」の取り組みを紹介しましたが、今回は…
「広報課県民の声」主催の「滋賀の未来のカタチ 県民対話」~対話型アンケート~です。こちらも、一週間前にたくさんの資料が届きました。全部読むのに一苦労しました(笑)
右…明治4~5年にかけての「滋賀県」の歴史です。まず、大津県~旭山県まで8つの県が誕生しました。私の住んでいる場所は草津市西大路なので、たぶん西大路県かな~と思います。
その後、大津県~西大路県→大津県 彦根県~旭山県→長濱県の2県になります。
そして、大津県→滋賀県 長濱県→犬上県に名称変更し、その後2県が合併し「滋賀県」となりました。
…といったような、滋賀の歴史や産業について詳しく紹介している資料です。
会場は、おなじみのピアザ淡海(おうみ)の3F大ホールです。
出席者はA~Hの8グループ×10名の80人です。私はC-10でした。
最初は、小会議室で各チームに分かれての、10人でのグループ討論です。私を含めて、全員、北海道や東京・名古屋・大阪など他の土地から「縁」があって滋賀に移り住んだ方々ばかりでした。みんな、自己紹介で滋賀への熱い想いを語りました。
沖縄でも、そうなのですが、余所から移住した人の方が「まちづくり」や「地域の活性化」に一生懸命取り組んでいました。案外、そんなものかもしれません。
最終的に、このチームの質問・疑問点を一つ決めて、大会議室に移動して全体質問会でパネリストの先生への質疑応答になります。
昼食は大会議室にて…支給された弁当&お茶です。「近江のしずく」はお茶で有名な土山(つちやま)産です。
ハンバーグは近江牛入り、お米は近江米(まい)、デザートに草津メロンが入っていました。
滋賀は「地産地消」に取り組んでいます。
テーマは、関西広域連合や道州制、滋賀県の将来のあり方についてです。
参考図①は、現在の関西広域連合です。奈良は不参加です。②は奈良を含めた、いわゆる近畿二府四県での「関西州」、③は「日本の真ん中」といわれる三重・福井・岐阜との隣接県との「道州制」、④は滋賀単独で存続する、という4つの案です。
私のグループの代表質問は「①~④案の滋賀県のメリット、デメリット、課題点とは」でした。
回答者…関学大経済学部の林教授と、立命館大法学部の村上教授です。それぞれ、地域経済・財政学や行政学・地方自治論という視点での分かりやすい解説でした。
…昨日は同志社大教授の講座で、今日は関学と立命のお二人でしたので、関西の名門『関関同立』4校のうちの3校の先生の講義を2日間で受講しました。非常に濃厚な2日間でした。
右…嘉田知事の閉会の挨拶です。挨拶のなかで、連日報道されている大津市の悲しいニュースの説明と謝罪がありました。もう二度と起こらないように願うばかりです。
今までの県政モニターは、アンケート用紙に〇印をして返送するのが多かったのですが、こういう風にグループ討論をして各グループの代表質問に専門家が回答する、という新しいスタイルは新鮮でいいと思いました。
また、次回参加して発言したいと思える対話集会でした。