おはようございます。
今放送されているフジテレビの生放送番組「FNS27時間テレビ」の番組の中、明石家さんま氏とSMAPの中井正弘氏が生放送で喫煙しながら司会をしていました。
それだけでも放送事故に繋がるほどの十二分に問題視すべきなのですが(外国では謝罪レベル)、それだけではなく喫煙者はタバコ税に貢献、喫煙者は自殺率が低いなど喫煙擁護を語り出しました。
■スポンサー様JTの代弁(騙り)を務めるマスコミこの番組、というかこの喫煙擁護のすぐ後にJTのCMが流されたそうなので、さんま、中井氏の独断で決めたわけではなく、JTからの意図的な指示があった、もしくはJTへの配慮として番組が言わせたのは間違いないでしょう。
いずれにせよ、これはフジテレビという局自体が故意に起こした放送事故と問題視すべきです。
更に問題とすべきなのは喫煙擁護で出した内容が嘘ばかりだと言う事です。
・喫煙者はタバコ税に貢献: 喫煙者は余計に税金を払っているのは事実ですが、それ以上に健康被害、医療費、労働力損失などそれ以上に余計な支出を出しています。
・喫煙者は自殺率が低い: これは嘘。自殺の要因は様々ですが、喫煙すると自殺の傾向が低くなるどころか若干高くなるという報告があります。
「常習的なタバコ喫煙は自殺願望と相関性」、独研究報告(2008年1月11日 AFPBBNews)公共の電波を使ってこうした嘘を流すのは不祥事に値します。
■生放送の喫煙姿だけでも外国では放送事故レベル。喫煙擁護はありえない。外国ではテレビで喫煙姿が流れると放送事故に繋がります。生放送なのでうっかり裏方の喫煙姿を映すのなら許容されるのでしょうが、それが堂々と司会が喫煙し、さらにそれを生放送で流すなんて事をしたら大事故では済まなくなります。
同じ事を外国でしたらテレビ局が総出を挙げて謝罪する事になります。
どれくらい問題かというと、同じフジテレビ系列の不祥事を例に挙げると
「発掘あるある大辞典」ヤラせ騒動
「あやしいおコメセシウムさん」報道
くらいに大問題となります。
上記の例を挙げなくても、単に朝7時の生放送でAVを流したと言えば分かりやすいでしょう。
■マスコミ・国民がJTに洗脳されたままの後進国・日本外国のテレビ局はそんな自殺行為はまずしませんが、それをあえてフジテレビ(というか日本のテレビ局)はやっています。他のマスコミもこのフジテレビの行動を批判しないでしょう。
しかし何故こうも日本と外国とでは差が出るようになったのでしょうか?
それは日本のタバコ規制の怠慢、そしてJTの策略によるものです。
日本は屋内禁煙などのタバコ規制を利権の為にしてきませんでした。発展途上国でさえできたタバコ規制をしてこなかった為、その遅れをついてJTが分煙キャンペーンなどをしてきた為に日本は未だに禁煙法が取れていません。
それにより外国では禁煙が当たり前になり、反タバコCMが流されていますが、日本では未だに飲食店では受動喫煙があり、反タバコCMどころか喫煙シーンやJTのCMまで流れている始末です。
テレビで流れるJTの分煙CM、あれこそがJTの策略だったわけです。今の日本の現状を見れば誰もが理解できるはずです。
■JTのスポンサーシップ活動は禁止されなければいけないだからこそ、JTのスポンサーシップ活動は禁止にしなければいけません。
JTなどのタバコ会社からのスポンサーシップ活動は、日本が締約した国際条約に則り禁止にしていなければいけません。しかし、上記のように利権の為に未だに規制が全くされていないのが現状です。
日本が独断で先進的な方向に進むのは非常に良い事なのですが、独断で後進的な位置にいるのは国民にとって非常に悪い事です。
☆京都府受動喫煙防止条例の署名をよろしくお願いします!
クリーンエア京都署名★タバコ値上げ賛成署名お願いします!
日本医師会「国民の健康のため たばこ税の増税に賛成します」でわでわm(_ _)m。