お昼にヘルパーからの電話
「今日はご飯ほしくない」
というのも、母が亡くなったことを知らなかったとショックを受けたらしい。
母が亡くなった直後は、毎日のようにショックを受けていたが、最近は母のお仏壇へご飯をお供えするのも父にしてもらっているし、台所のカウンターにも母の写真も飾ってあるので受け入れているものだと思っていた。
一日中、ホントに認知症?って思うほど調子のいいときもあれば、そうでないときもあったが、最近は後者の方が多い。
父に電話をかけて
「じいちゃん、ばあちゃん亡くなったの忘れてたん?
「知らなんだ・・・」
「台所にばあちゃんの写真もあるのに?」
「写真は向こうむいとるわ」
「それはな、昨日カラオケしたとき、ばあちゃんにも聞かせてあげようってじいちゃんのおる方へ向けたんよ」
「(少笑)」
「ばあちゃん亡くなってだいぶなるし、おらんから仕方ないなあ」
「そりゃあ、仕方ないわ」
「今は、じいちゃんと私と二人だけなんやけん、私を大事にせないかんよ」
「(笑)」
「わかった?大事にしてよ?」
笑いながら「うん」
少し元気になったかな・・・
こんなときは側にいてあげたいと思う私です。