よみがえる桐たんす 杉山箪笥店「 四代目の日記」

私は関市で古い箪笥、思い入れのある桐たんすなどを修理して依頼主様より笑顔を頂ける事を喜びとして仕事をしています。

当店の修理タンスも、いよいよ海外進出

2016年01月31日 | 思い入れのある箪笥の修理
本日納めた修理箪笥は、大変良い桐タンスでしたが虫穴が多く作り替えが必要でした。依頼主様の希望で「姑様の思い出の品のためお金のことは言いません」と気持ちの良い依頼でした。
ただし、箪笥の手掛は姑様の触れた部分で想い出以上の物が浸みこんでいるため、そのままで取り付けてほしいと言われ、今までは金物を磨いて黒塗りが当たり前と仕事をしてきましたが、このような箪笥への思いれがあることに気が付かされ感銘しました。
箪笥の依頼は、海外在中(カナダ、イタリア、マレーシアなど)の方から依頼があり運搬料の問題で、修理後、実家などに留まっていましたが、今回の箪笥は、ようやく海外進出(アメリカ)出来そうで当店もグローバル化です。
箪笥の仕上がりに感銘され、夫婦箪笥の開の依頼も頂きました。今日納品の箪笥はアメリカの娘様に、今日依頼の箪笥は、お嫁様が使う事になるそうです。
http://www.sugiyamatansu.com
http://www.sugiyamatansu.com/日々の仕事/
今年よりホームページに「日々の仕事」欄を増やしました。
よろしかったらお読みください。
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