中山金杯2017最終結論。

　
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【本命馬】06ダノンメジャー

　チャレンジカップでダノンメジャーが強引にハナを奪った結果、1000m通過58.8秒の速い流れになった。勝ったマイネルハニー、潰れたメイショウナルト、そして0.3秒差で踏ん張ったダノンメジャーともども、最後の1ハロン13.0秒が示す通り、先行馬としてとりあえず後続馬の末脚を封じることには成功している。つまりある意味では先行馬優位のペースだったわけだ。速い流れが決して差し、追い込み脚質のみが有利とはならない。それで言うと、この展開をそっくりそのまま明日の金杯に再現させれば、ダノンメジゃーの単騎逃げが決まり、悠々と初重賞制覇になるという目論みが明らかになる。確かに予想の飛躍はあるだろう。しかし少なくとも200mの距離延長がダノンメジゃーの逃げをどれだけ楽にさせるかは想像に難くはない。問題は変に抑えて直線突き離してやろうといった小細工的な作戦ではない。自由気ままに泳がすように終始5，6馬身くらいは突き放したまま直線に入っていくのが理想である。幸い有力馬の中に前走最速の上がりを示した馬はいないし、中山が得意な実績馬もいない。ツクバアズマオーにしたってほんとに中山巧者なのか疑わしいところがある。休み明けを差し引いたら、まだシャドウパーティーの方が中山に適性があることがわかってしまう。ストロングタイタンにしたって直線平坦のコースで3連勝もしてきてしまった。その反動で条件連勝馬に試練として中山の急坂が立ちはだかる。こうなると人気馬達にけっこう死角ありで本命はダノンメジャー。田辺騎手が乗り続けることで今回も狙わなければいけない各上馬クラリティスカイに、2016調教師リーディングの勢いをもう少し続けるであろう矢作厩舎のドレッドノータスまで。
　
【買い目】
今回だけ非公開。

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