ひとときの駿感.blog

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秋の夜

2018-10-14 22:08:37 | 季節の表情
いつまでも変わらない気持ちでいたい…と
いささか怪訝そうな表情を保ってしまったまま
虚しくささやかな期待を込めながら
そう呟いてみたところで、
めぐる季節が時折見せる残酷さに
過ぎ行く時の流れを止めることさえもできず
沈黙せずにいられないほどまでに
静かに狼狽えながらひれ伏すしかないのだろうか。

見つめていることだけで、夜を幸せと感じていたあの頃では
明けて欲しくないと願う、そんな夜をいくつも持っていて

やがて痛手は時の流れで自然治癒されてゆくだろうと
予期せずにはいられないほどに、やっぱり流されて、
時に身を委ねるしかないなと諦めざるえない非力な存在。

たとえ心情の交換の間奏に心地良いサックスの音色を思って
思わず泣き濡れてしまったとしても
夜は明けてしまうだろうし、
その時にはもっと優しい気持ちになれたらいいなと。


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1 Comments

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何故だか気になる (ヤスヒデ)
2019-01-16 18:39:50
いったい
どんな思いがその詩にあるのか
なぜだかとっても気になる
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