29日土曜日。
雲は多目ながら
ときに晴れ間が覗く陽気。
ゆるやかな風に
誘われたわけでもないけれど
前夜の残業に少々疲れが出て
休日の都会のざわつきの中に
気分転換を求める気持ちもなく
ほとんど思いつきで
少し時間をかけて
秩父の方まで足を運んだ。
140号線沿いの古民家カフェ
『民芸茶房 木亭』にお邪魔した。
店内は
様々なアンティークの調度品に囲まれ
ご主人が蓄音機で
懐かしいメロディを聴かせる。
豆の音が鳴り響き
ドリップで淹れた珈琲は
コクと後味の透明感の
バランスは絶妙で、好みのテイスト。
追加でお願いした
レアチーズケーキも
白い部分は意外にも
ふわふわなムース状に近く
それでいてかなり濃厚な
チーズそのものの舌触りは
印象的だ。
静かな空間で
格別の珈琲を飲みながら
過ごすことができる
それだけで
あまりにも贅沢を感じてしまう。
いや単なる贅沢というよりは
存在の中の隠れた
一時の心地よい空虚感に思わず浸る
ひとつの気持の余裕の快復。
大事な
大事な
時間なのだ。
雲は多目ながら
ときに晴れ間が覗く陽気。
ゆるやかな風に
誘われたわけでもないけれど
前夜の残業に少々疲れが出て
休日の都会のざわつきの中に
気分転換を求める気持ちもなく
ほとんど思いつきで
少し時間をかけて
秩父の方まで足を運んだ。
140号線沿いの古民家カフェ
『民芸茶房 木亭』にお邪魔した。
店内は
様々なアンティークの調度品に囲まれ
ご主人が蓄音機で
懐かしいメロディを聴かせる。
豆の音が鳴り響き
ドリップで淹れた珈琲は
コクと後味の透明感の
バランスは絶妙で、好みのテイスト。
追加でお願いした
レアチーズケーキも
白い部分は意外にも
ふわふわなムース状に近く
それでいてかなり濃厚な
チーズそのものの舌触りは
印象的だ。
静かな空間で
格別の珈琲を飲みながら
過ごすことができる
それだけで
あまりにも贅沢を感じてしまう。
いや単なる贅沢というよりは
存在の中の隠れた
一時の心地よい空虚感に思わず浸る
ひとつの気持の余裕の快復。
大事な
大事な
時間なのだ。
民芸茶房 木亭 (喫茶店 / 西武秩父駅、御花畑駅)
昼総合点★★★★☆ 4.0