◯ 改修や機能追加を容易に。
日本経済新聞社グループのITエンジニアリング企業である日経統合システムは2024年10月8日、システム開発や運用に当たるエンジニアの業務をAI(人工知能)で支援する「コード解析支援AIソリューション」を2024年10月から提供すると発表した。
AIが対象システムのソースコードを読み込み、ファイルやプログラム同士の依存関係を解析する。自然言語で指示をすると、AIはシステムがどのような処理をしているのかを回答する。改修や機能追加の対象となるファイルやプログラムを提示し、ソースコードを生成できる。経験の少ないエンジニアなどでも高品質の運用ができるという。COBOLなどが使われるレガシーシステムの運用現場などでの活用を想定している。
併せて「ナレッジ活用型生成AIソリューション」も提供する。社内に蓄積されているナレッジを参照し、指定した形式で定型ドキュメントを生成する。