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◯ 動作が不安定なUWPアプリ、知っておきたい改善策。
フリーズが頻発するなど、アプリが不調に陥った際には、面倒だがいったんアンインストールしてから再インストールするのが主な対処方法だ。しかしUWPアプリの場合、もっと簡単に修復できる可能性がある(図1)。
図1、アプリがよくフリーズするなど不調になった際、UWPアプリなら修復機能を利用できる。
「設定」アプリにあるアプリ一覧で、アプリの「詳細オプション」を選ぶか(図2)、スタートメニューでアプリのアイコンを右クリックして「アプリの設定」を選ぶ。すると、開く画面で「修復」「リセット」という2つの修復方法が選べる(図3)。クリックするだけで修復が可能だ。
図2、「設定」アプリを開き、「アプリ」→「インストールされているアプリ」を選んでアプリ一覧を表示。修復したいアプリの右にある「…」をクリックし(1)、「詳細オプション」を選ぶ(2)[注1]。スタートメニューでアプリを右クリックして「アプリの設定」[注2]を選んでもよい。
図3、開く画面で「修復」や「リセット」を実行する[注3]。「修復」はユーザー設定などを残したまま修復し、「リセット」はユーザー設定などもまとめて初期化するものだ
[注1]10の場合は、「設定」→「アプリ」からアプリ名をクリックし、開く画面で「詳細オプション」を選ぶ。
[注2]10の場合は、「その他」→「アプリの設定」。
[注3]一部のアプリでは「リセット」のみ実行可能。
ファイルをダブルクリックしたら以前と違うアプリが起動して困った!
Windowsでは、PDFやJPEGといったファイルの種類ごとに、ファイルをダブルクリックした際に開く「既定のアプリ」が定められている。ところが、これがいつの間にか変わってしまうことがある(図1)。
図1 、アプリを新たにインストールすると、ファイルをダブルクリックしたときなどに開く「既定のアプリ」が変わってしまうことがある。既定のアプリの設定方法は簡単だ。
後からインストールしたアプリで設定が上書きされ、既定のアプリが変わってしまうのが主な原因だ。既定のアプリを変更するには、ファイルの右クリックメニューにある「別のプログラムを選択」を選択するのが速い。既定にしたいアプリを指定して、「常に使う」を押せばよい(図2)[注]。
図2、既定のアプリを変更するには、開きたい種類のファイルを右クリックし(1)、「プログラムから開く」→「別のプログラムを選択」を選ぶ(2)(3)。アプリ一覧が表示されるので、変更したいものを選んで(4)、「常に使う」をクリックする(5)[注]。
[注]10の場合は、「常にこのアプリを使って…」にチェックを付けて「OK」ボタンを押す。
毎日のように使うアプリは、パソコンの起動後に自動で起動。
毎日のように使うアプリは、パソコンを起動したときに自動で開くようにしておくと便利だ。それには「スタートアップ」という特別なフォルダーに、アプリのショートカットを入れるだけでよい(図1)。「スタートアップ」フォルダーは、「ファイル名を指定して実行」の画面で図2のように入力すると開ける。アプリのショートカットは、スタートメニューの「すべてのアプリ」からアイコンをドラッグすることで、簡単に作成できる(図3)。ここにファイルのショートカットを保存すれば、そのファイルも自動で開くようになる。
図1、パソコンの電源を入れた後、よく使うアプリが自動で起動してくれると、作業をすぐに開始できる。「スタートアップ」フォルダーを使うと、これを簡単に実現できる。
図2、「Windows」キーを押しながら「R」キーを押して「ファイル名を指定して実行」ダイアログを表示(1)。「名前」欄に「shell:startup」と入力して「OK」をクリックする(2)(3)。
図3、「スタートアップ」フォルダーが開くので、ここに起動させたいアプリのショートカットを入れる。スタートメニューの「すべてのアプリ」を表示し、「スタートアップ」フォルダー内へアプリのアイコンをドラッグする。
タスクバーからアプリを素早く起動 ショートカットキーで選択するワザも。
よく利用するアプリは素早く起動したいもの。お勧めは「タスクバー」の活用だ。タスクバーにアプリのアイコンを登録(ピン留め)すると、ワンクリックで即座に開けるようになる(図1)。スタートメニューなどでアプリを右クリックし、「タスクバーにピン留めする」を選べば登録される(図2)。
図1、アプリを開く際に、スタートメニューから起動するのは面倒。「タスクバー」にアプリのアイコンを登録すると、ワンクリックで開ける(1)(2)。
図2、スタートメニューなどにあるアプリのアイコンを右クリックし(1)、「タスクバーにピン留めする」を選ぶ(2)[注]。するとアプリのアイコンがタスクバーに登録される(3)。
[注]10の場合は、「その他」→「タスクバーにピン留めする」を選ぶ。
タスクバーに登録するメリットはもう1つある。登録したアプリには左から1、2、3、…と0までの番号が振られていて、「Windows」キーを押しながらその番号のキーを押すことで、一発で起動できる(図3)。
図3、タスクバーに登録したアプリは、「Windows」キーを押しながら数字キーを押すことで起動できる。アイコンは左から1から0の10個まで番号が割り当てられている。
複数のデスクトップ画面を使い分け 起動中のアプリを上手に整理。
多くのアプリを起動すると、ウインドウの数が増える。整理のため、何度も移動やサイズ変更などをするのは面倒だ。そんなときは、「仮想デスクトップ」を使うとよい。これは、複数のデスクトップ画面を用意して、用途別などで使い分けられる機能。画面を切り替えることで、ウインドウの操作をすることなく、必要なアプリをすぐ利用できる(図1)。切り替えは「Windows」+「Ctrl」+左右の矢印キーでできるので楽だ。仮想デスクトップの作成は、タスクバーの「タスクビュー」ボタンから行う(図2、図3)
図1、「仮想デスクトップ」機能を使うと、ブラウザー用、文書作成用などと、用途ごとにデスクトップ画面を切り替えて使える。「Windows」+「Ctrl」+「←」または「→」キーで簡単に切り替えられる。
図2、タスクバーの「タスクビュー」ボタンをクリックし(1)、開く画面で「新しいデスクトップ」をクリックすると(2)、新規デスクトップ画面を作成できる。それぞれのデスクトップ画面で必要なアプリを起動しよう(3)。デスクトップ画面の名前はクリックで編集可能だ(4)。
図3、アプリのウインドウを別のデスクトップ画面へ移動するには、「タスクビュー」画面でウインドウを別のデスクトップ画面のサムネイル(縮小画面)へドラッグする。