gooブログはじめました!

調査で判明 Windows 11への移行動向とためらう理由。

〇 知らないうちに損をする? 企業利用でこそWindows 11に移行すべき理由とは !

なぜ、6割の企業がサポート切れまで「Windows 10を使う」と明言するのか。

2021年10月にWindows 11がリリースされてから、既に1年半以上が経過した。新規PCを購入・導入する際にはWindows 11が標準OSとなっており、Windows 10だった既存PCをアップグレードした利用者も多い。

しかし企業ユースに目を向けると、これとは異なる状況が見られる。デル・テクノロジーズが従業員1,000名以下の中堅企業向けに実施した調査(※)によれば「全台を移行または入れ替え」と回答した企業は2%に過ぎず、6割の企業が2025年のサポート切れまでWindows 10を使い続ける意向を示しているという。

 

移行しない理由として多く挙げられているのが、「Windows 10や過去のバージョンでしか動作しないシステムがある」、「アプリケーションの互換性検証に時間がかかっている」、「Windows 11に移行する価値が分からない」といった項目だ。もちろんアプリケーションの互換性維持の重要性は理解できる。しかしそれを理由の1つとして、Windows 11への移行価値を検討しないのは、実にもったいない。

というのもWindows 11には、過去のバージョンに比べて高い利用価値をもたらす数々の特徴があるからだ。その1つが、シンプルかつ合理性の高いユーザーインターフェース(UI)によって、ユーザーの認知的負荷を軽減し、業務生産性を高められる点だ。

これまで画面左下に配置されていたタスクバーは画面中央下に移動し、ピン留めされたアプリと「おすすめ」だけが表示されるようになった。Windows 10に慣れているユーザーは、最初は違和感を持つかもしれないが、これは人間工学的に考えて適切な配置だといえる。そして「おすすめ」には、最近使用していたファイルが自動的にリストアップされ、すぐにアクセスすることが可能だ。どうしてもこの配置に慣れない場合には、従来のように左下に配置できる。

ウィンドウを簡単に整列できるスナップ機能も便利。ウィンドウの位置をマウスで微調整しなくても、きちんと見やすいレイアウトに配置されるため、マルチタスクを効率的に行える。またファイルエクスプローラーはタブ表示をサポートし、複数フォルダを使った作業も効率的に行える。

加えて注目したいのが、Microsoft TeamsがOSに統合されたこと。これによってコミュニケーションを、必要なタイミングでよりシームレスな形で行えるのである。また画面や動画を簡単にキャプチャーできるSnipping Toolも標準装備。もちろんセキュリティーも過去のWindowsに比べて、より強固なものになっている。このほかにも数多くの新機能搭載や改善がされており、これらを使うことで業務効率をさらに高めることができるだろう。

このほか、最新チップとの相性がよい点も注目すべきメリットだ。最新第13世代インテル® Core™ プロセッサーは、OSがCPUコアの割り当てを支援する機能(インテル® スレッド・ディレクター)を実装しているが、Windows 11ではこのインテル® スレッド・ディレクターに最適化したスケジューラーが標準実装されており、プロセッサーの性能を最大限に引き出すことができるのだ。

新機能や改善の一つひとつは小さなものに見えるが、これらが適切に積み上げられることで、ハイブリッドワークを効率よく進められるOSへと大きく進化している。実際にWindows 11を使ってみれば、細部にまで配慮された、合理性の高い設計であることが理解できるはずだ。


ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近の「〝 たぬき の 「 スマホ ・ パソコン 」 ワールド 〟」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事