緩くスピリチュアリティな道を生きる…TAO

いつでも自分らしく…魂の感じるままに…気づいて行く…素直に表現する…そして楽しむ…

仙酔島

2022-05-26 | お出かけとグルメ
鞆港でランチを済まし、平成いろは丸に乗船です。
直ぐに乗れました!



平成”いろは丸”という渡し船
江戸時代末期、坂本龍馬が「いろは丸」という船で、
開運業務を行っていて、瀬戸内海で紀州藩の軍艦に衝突されたという、
その時にいろは丸は積荷と共に沈没し、
事故現場から一番近い港が鞆の浦だった様です。
その時に坂本龍馬が事故の賠償交渉をここでやったという事でした。
この街にはその際の宿泊や交渉場所などの名残りがあるそうで、
好きな人にとったらたまらないでしょうね。
私はスルーしました (^.^)


船の中にもいろいろ歴史の流れが記されています。
坂本龍馬の写真も…。
5分なので読む時間もないぐらいですが
一通り読んだものの全然頭に入って来ませんでした (^^;)

この仙酔島を何故知ったか…。
知ったという程ではないんですが、
昔にスピリチュアルで出会った人がFBに何度も写真を投稿してました。
行けた事とか島自体を拝観出来た事を特別に感じている様なメッセージを添えて。

仙酔島の全体の写真を遠くから撮った写真で、
いつもポカンと海に浮かんでいる写真で
曇っている時だったからなのか霞んでいたりして
神秘な雰囲気だったのを覚えています。

スピ系の人なので何かパワースポット的な島なんだろうなという感じで受け取っていました。
またいつか縁があれば行けるのかなと思って。

今回フェリーからのコースで考えている時に、
最初は全然思い出しませんでした。
尾道か福山あたりでどこか観光して
ご当地のお酒とか飲んで地の物食べて帰ろうかなと思っていました。
でも有名なのは猫の街とかカフェばかりで、美術館もありましたが
あまり興味を引くところでは無かったんです。


そして調べて行くうちにこの仙酔島がこの福山で鞆の浦で、
バスで巡れるし船も5分で間隔も短く出ているという事を知って、
昔の写真を思い出し直ぐに決めました。

行く前に少しググッてみました。
中生代白亜紀の火山活動で出来た島、
日本でここにしかない五色の岩が宿る島、
一億数千年前の太古の手つかずの自然がまるで
自然解凍されたかの姿で鮮明に残っている島、
仙人が酔うほどの美しい島、
七福神の宿る島、
異次元の入り口、
景観と神秘的なパワーを感じる島
生まれ変わる事が出来る島、
自分の生まれて来た目的がメッセージで降りて来る島、
身体に残っている電磁波をアースできる島、
こんな事で紹介されていました。

これだけ書かれているとパワースポット大好きな人にとれば魅惑の島ですね (^.^)
私は最近思うのですが、そんな場所に立ち入って良いのかと…。
山に入る時にも思ったりするんです。
大分前の話ですが、和歌山の玉置神社に行った時の山道を走っている時に凄くそれを感じたんです。
一応お参りもしたんですが、
とにかく早く降りたいと感じた。
ちょっと違う違和感の気を感じたんです。
何の怖さかは感覚だけだったので深くは知ろうとしませんでしたが、
山の怒りのような、自然の怒りのような感覚だったと。
神聖で御神体でもある山に人間が邪気も払わず、
乗り込んだらどうなるんやろうと。


まあそれでも今回もご縁なので神聖な気持ちで向かおうと思いました。
何か自然からのメッセージもあるんでしょうと。
近年では自然界の波動も随分変化してますから。
一応仙酔島のパワーマップというのを
ネットからダウンロードして持って行きました。



周囲6キロ程の島、歩いても平気だろうと思っていました。
一番高そうな山「大弥山」にも登ろう。
そう言えば広島の厳島神社へ行った時にも
島の「弥山」という山があって登ったなと思い出した。
弘法大師が登った山だと。
その時もちょっときつかったけどイイ感じでした。
頂上の大きな岩々が不思議な島でした。
なんで大きな岩が頂上で重なり合ているのかと。
今回の「大弥山」も楽しみにしていました。
他にも地図にいろいろスポットが書き込まれています。
どこら辺に七福神さんのそれぞれのポイントがあるとかも。

書かれているところをゆっくり丁寧に回っていこうと思いました。
最初からちょっと迷い先行きを案じたりしながら。
先ずはここですよと、島の事や巡り方を知る施設があって、
「ここから」という宿泊施設
カフェでもあるのかなと入ってみました。
宿泊に皆さん訪れ、生まれ変わるためにとか、瞑想しに来たり
何泊もして自分を見つめる修行のような事が出来る施設でした。

でも中はメチャ暗い雰囲気で不気味にも思えました。
数人のグループなのか分からない人が荷物をまとめてたりしていましたが、
声もかけて来ないのでスタッフさんでは無かったみたいですが、
余計に不気味でした。
ちょっとお土産コーナーなのか七福神の置物とかが陳列されている棚のところをぐるっと回りすぐ出ました (^^;)


コロナでもあったからだったのかお店も閉まっているみたいで、
上陸した雰囲気からして少し静かすぎるのか寂しげか何か変な…
観光客のグループは平日にしては何人もいましたが…


まあ気を取り直し、スタートしよう!!
先ずは龍神橋という所、
作法があり、それを守って渡り切ったところにある石(龍のウロコ)に立ち願い事を一つ唱えるという。
その石は誰かが置いたものでは無く突然現れたらしい。
一応儀式の様に書いてある作法を守って導かれてみる事にしました(^.^)
なんか心の中を覗かれる感覚が来ました、
まあどうぞ覗いてくださいな…って感じです(^^;)
ちゃんと開かれているねってお褒めの言葉をもらったような !(^^)!

そこから一つの展望台まで上り、島の周りの景色も観て…
電磁波がアースできるという砂浜まで来ました。
まだほんの島の入り口地点です。
その浜では若い4人組の男女が裸足になって、アースしていました。
何か良いエネルギー感じますか?って声かけて (^^;)
また大阪のおばちゃんです(笑)
私はそこを通り過ぎ進んで行きます。
もうすぐ五色岩の方へ進みます。
海岸沿い、柵があり遊歩道に舗装されている
島の周りを回っていく感じが見えました!

ところが…!なんと…!
そこで、門があり、鍵がかかているではないですか!!
横の立て看板を見ると…
落石があったという事で立ち入り禁止になってるって!!


がぁ~ん!!
これからやという所でストップがかかりました(>_<)
この先には食事が出来るところや温泉まであるとなっているのに!
これは何という縁なのでしょうか…。
すんなり観光だけで通り過ぎると駄目なのか、
こういう手つかずの神聖な島を観光地化した愚かな人間が間違ったのか!
島に上陸した事自体で十分エネルギーを感じなさいという事なのか!

まあ本来は分かってはいたと言うものの
ノリに乗ってしまった私も私
神聖な島にキャンプ場なんてなんで作るんやろうって疑問はあったけど…と。
どこに七福神やら、
どうやったら願いが叶うやら、
そんな邪道な…という
分かりながら調子に乗った私も馬鹿か!?

神聖な島のエネルギーと古代のエネルギーで
神聖な自分を思い起こせという事だとは分かっていたというのに!
つい観光気分に乗っかってしまった・・・。

生まれ変わりの島という事だったけど、
十分生まれ変わりを感じているはずだったのに!!

そんな反省をしながら、
その行き止まりの後ろの方から横の道を進み、
一つの「仙人の丘」という展望台まで
登ってひと汗かきながら行き引き返してきました。


そしてさっきの電磁波をアースできるという浜で
ちょっとまったりとベンチに腰掛け瞑想気分で海を眺めてから
帰りのいろは丸に乗船しました。





アースします

これは、展望台から見える弁天島
仙酔島を後にしました




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