靴底から柔らかな感触が足に伝わってきます。落ち葉の絨毯、日増しに厚みを増しています。
もみじはわずかな風のそよぎにも梢を離れていきます。
樹間の隙間が広くなり、橋や川面が姿を見せています。
川面の煌めきがまばゆく思わず瞬きます。
梢のもみじ、もう少しそのまま留まってほしいと、往く秋の名残を惜しみながら歩きます。
陽は陰り、どんよりとした雲が広がってきました。今日はこのまま曇り、明日は雨になるようです。
梢のもみじ、旅立ちを一層急ぐことでしよう。
2022.11.22 5分07秒