最近時折、ブログをそろそろやめようかという思いが脳裏を横切ってきます。ネタ不足、思うように撮れない、本当に動画を見て(再生して)いただけているだろうか、等々の思い。
そんなことから、改めて動画作成について自分自身を振り返ってみました。
動画作成の留意点(意図的な場合を除いて)
改めて自身に言い聞かせること
技術面では
・画面をぶらさない、ボケさせない。
・提灯塗りをしない。
右にパーンして、同じルートで左に戻る、
ズームアップして、同じルートでダウンする、
など。
・意図なしにパーンしたりアップダウンしない。
・近景、中景、遠景の3つのパターンと目線の高さの変化の組み合わせで撮る。
・キャプションは読み取りやすく表示する。
映像の中に溶け込んでしまうような色にしない、
読み取れる表示時間にする、
映像を妨げる位置におかない、
など。
・ナレーションは聞き取りやすくする。
・BGMは映像の雰囲気と合ったものにする。
・トランジションを多用しない。
・エフェクトも無意味に使用しない。
・いきなり始まり、ぶち切れにしない。
映像や音が突然始まり、突然終わるなど。
・映像の色合いは、見た感じ、感じた色合いにする。
そして、
上記の枝葉の幹になるのがテーマ、何を撮るのかをはっきりすること。
・動画のテーマ(意図)、ストリー性を大切にする。
各カットのつながり、全体としてのつながり。入り口から出口までの一貫性。
高杉晋作が作ったと言われている、
”おもしろきこともなき世を面白く
すみなしものは心なりけり”
「面白くもない世の中を面白くするのは心である」、
「心のありようで世界は面白くもなるしつまらなくもなる」という意味らしい。
私流に置き換えれば、
「ありふれた風景でも面白く感ずるのは心である」、
「心のありようで風景は面白くもなるしつまらなくもなる」
と言うこと。
つまり、自身が感動したことをテーマにしていく。豊かな感性は持ち得ていないが、貧弱な感性を絞りに絞っていこうと思う。
そうすれば、出かける場所が限られる老体でもネタ不足で悩むこともないだろうし、ボケ防止にもなる。
そして、撮ることを楽しみ、見てくださる方に想いを伝え、その方の心を動かすものになればとてもうれしい。