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あなたへのおたより

火を使わない、簡単な野菜のレシピ(レンジは使うよ)

2022-08-05 12:18:00 | レシピ

《ピーマン(包丁も使わない)》

まるごとチンして、熱いうちに醤油か麺つゆにからめる。
(フライパンに並べて、蓋して蒸し焼きでもいい)

*ピーマンはまるごと蒸し焼きにしてよく火を通すと、甘味が増して種もヘタも食べられる




《ゴーヤ(ナムル)》
 
【要る物】
レンジ
耐熱容器
ゴーヤ
ごま油

ニンニク(すりおろしorチューブ)
顆粒だし
麺つゆ(醤油でもOK)
好みで、ネギ ゴマ 砂糖少し


1. ゴーヤのワタをとって、3~4ミリ幅に切り、軽くチン(量によるけど、途中でまぜながら30秒くらい)
2. 塩、胡麻油、すりおろし(チューブ)ニンニク、顆粒だし、麺つゆ少し、あれば刻みネギ・すりゴマ等で和える

*甘めが好きなら砂糖を少し入れても良い
同じ感じで、ほうれん草やニンジン、もやし、茄子もナムルにできる。




《ニラ(キムチ)》イチオシ

ニラを洗って切って材料と和えて、半日以上寝かせる

【材料】*ニラ一束に対して

豆板醤     大さじ半分
コチュジャン  大さじ半分
濃口醤油    大さじ1
胡麻油     大さじ1
顆粒ガラスープ 大さじ半分
ナンプラー   大さじ半分
塩       小さじ1



混ぜるときは、ビニール袋の中に手を入れて揉むように混ぜる。



最後、そのまま具材を集めて、全部を掴んで袋を裏返して袋に入れる。

空気を抜いて、さらにタッパーかジップロックに入れてから冷蔵庫へ。


*そのままご飯や麺類にのせても、肉を炒めても美味しい。
*茹でるかチンした肉に乗せるだけでも良い。



《なす(カラシ醤油)》

【要る物】
レンジ
ラップ
和辛子
醤油
あれば鰹節

  1. 皮を剥いて水にさらして、濡れたままラップで包んでチン(しんなりするまで)
  2. 一口大に切って、カラシ醤油にからめて、あれば鰹節のせる



《きのこ(酒がすすむ)》

【要る物】
レンジ
耐熱容器
ちくわ
キノコ(なんでも)

醤油
輪切り唐辛子か一味唐辛子


  1. ちくわを切る(好みだけど、縦4等分にしてから半分か三等分が丁度いい気がする
  2. きのこと一緒に耐熱容器に入れて、酒と醤油(2対1)、輪切り唐辛子(無ければ一味)をからめて、チン。




《玉ねぎ(付け合せ・ドレッシング)》

【要る物】
保存容器
玉ねぎスライス
醤油

オリーブオイル

  1. 保存容器に玉ねぎスライスを満タン詰める
  2. お酢を容器の半分くらいまで入れる
  3. 醤油を八分目まで入れて、こぼれないように混ぜる
  4. オリーブオイルをヒタヒタまで入れる

冷蔵庫で保存(酢と醤油だから長持ちする)
*五分くらい漬けたら食べられる
*甘めが好きなら、砂糖かはちみつを入れてもいい

そのまま食べたり、ドレッシングにしたり、肉や魚を焼いたり、かけたり、色々便利


不幸なことしか起こらん映画やけど好き【マジカル・ガール】観た

2022-08-04 20:16:00 | 感想
*ネタバレあり

アマプラが「あなたこれ、好きでしょ?」てやたら勧めてくるので観てみた。

【マジカル・ガール】という題名で、魔法使いの服を着た少女と女性の顔が並んでいるので、この少女の空想から何かが起こるのかと思いきや、そうではない。
不思議な魔法は、誰も使わない。

魔法で夢を叶えるのではなく、人に言えない秘密の方法で、誰かの「願い」を叶えていく話だった。


登場人物はみんな近くに住んでいて、どこかで薄ら関わってはいるものの別々に生きている。いや、生きていた。
しかし、1人の「ムリな願い」を叶えようする強過ぎる思いが生まれたところから不幸の輪が回りだし、1人ずつの人生を巻き取りはじめる。


まず、余命幾ばくもない娘の願い「魔法少女の衣装(90万円)が欲しい」を叶えるために金を作ろうとする男、ルイス。
彼は金のために宝石店を襲おうとする。

ここで、もう1人の登場人物と出会う。
夫の愛(または夫との生活、もしくは自分の隣にパートナーがいるということ)がどうしても必要な女、バルバラ。
このタイミングでバルバラと出会ってなければ、ルイスは普通に警察に捕まって終わっていたはず。


バルバラが裕福な暮らしをしてることに気づいたルイスは、バルバラの「願い」を壊すと脅すことで金を手に入れようとする。

バルバラは自分の体の痛みや精神的な苦痛より「願い」が大事なので、自分の体を傷つけられることで大金を用意する。

死ぬ寸前まで傷つけられたバルバラは、3人目の登場人物、ダミアンの家の前に行って倒れる。
ダミアンはかつてバルバラとの間に"何か"があり、彼いわく”バルバラの為に”捕まり、10年間服役して出てきたところだった。

ダミアンは、バルバラと出会わなければそのまま平穏に暮らしていただろう。
しかし、この出会いをきっかけにまた人生が狂う。

バルバラは、ルイスに罰を与えたいという「願い」をダミアンに伝える。
ダミアンは、自分の人生を捨ててそれを叶える。
なぜならダミアンの「願い」は、バルバラだから。


不幸な誰かが、不幸な誰かとすれ違う度、細い釣り針のようなものに引っかかり、引きずり込まれていく。
誰かが誰かの願いを叶える度に、不幸になっていく。
みんなが不幸の中にありながら"唯一の幸せ"を握りしめて、奪われまいとしている。


おそらく人は「この一点さえ輝いていれば、他の全てが地獄になってもいい」と思ったところでバランスを失ってしまうのだろう。


悪人は1人も出てこない。
ただ、全員が悲しい物語だった。



【追記】

この映画、最後に突然聞き覚えのある曲が流れ始める。
瞬間的に「美輪さんのアルバムに入ってる曲だ。シャンソンか?」と思ったのだが、よくよく記憶をたどったら「黒蜥蜴の唄」だった。
丸山明宏×三島由紀夫×江戸川乱歩の映画「黒蜥蜴」で流れたアレだ。
しかも、スペインの歌手の方かな?カタコトの日本語で歌ってくれている。

そういえば、黒蜥蜴の描かれた部屋が出てくる場面があったけども。あ、そう、そういう感じ?じゃあもうこの映画、好きだわ。