*クレヨンしんちゃんの知識がほとんどない人間が書いた「嵐を呼ぶ!夕陽のカスカベボーイズ」を観た感想です。
ネタバレ少々。
最初始まったとき「え、ホラーなん?」と思ってたら、西部劇になって、そこからなんか色々あったけど、結局最初から最後までずっと怖かった。
なんなのこの、すごく不安になる感じ。
全てにおいて「なんで?」が明かされずに終わるのね。
最初始まったとき「え、ホラーなん?」と思ってたら、西部劇になって、そこからなんか色々あったけど、結局最初から最後までずっと怖かった。
なんなのこの、すごく不安になる感じ。
全てにおいて「なんで?」が明かされずに終わるのね。
なんっっっにもわからんかった。
「これをしたら、こうなりました」はわかるけど「なぜ、それをしたらそうなったのか」が、いっこもわからんかった。
随所に「映画の見せ場によくあるようなエモ展開」があるけど、そうなる理由がいっこもわからんから、ずっと不安なまま観てた。
あと、クレしんの世界で見たことない、妙にリアルな顔の人が出てくるの、すっごい怖い。
しかも妙にリアルで違和感があるのに、みんなこっちの味方なのね。
いい人ですよ~って言って近づいてくるんだけど、言ってることもやってることもどこか違和感があって、信じきれない。
なんかリアルな見た目で強めの暴力を受けてるのに、そんなにダメージを受けてないところも怖い。
「本当は妖怪とか、人形とかなんでしょ?」みたいな、人間であって人間でない感じの人ばっかり出てくる。
で、本当にみんな最後までいい人なの。
なんそれ。こわ。
特に物語のキーパーソンになる"椿"という少女は、他の登場人物とは明らかに違う空気感で「ギャグアニメの中に人間が混ざってます」という雰囲気だし、西部劇の世界なのに名前も姿も昔の日本の少女っぽい。
謎に裸足だし。
言動もまた「クレしんのキャラらしさがない」というか「個性がない」というか「定型の、無垢で不憫な身の上の少女」でしかない。
あまりに何もないから、最後にものすごい悪者に変わるんじゃないかと思った。
変わらなかったけど。
椿は結局、映画の世界で何の役割をしていて、知事とはどういう関係なの?
なぜ、普段は召し使い同然の使われ方なのに、なぜ封印された場所の近くまで連れていかれるほどの特別扱いを受けていたの?
そこは普通に「知事に囲われてた」てことで良いのだろうか。
権力者に囲われる不憫な少女?となると、またずいぶんと古い日本の物語的な設定だよね。
で、そもそもこの映画ってさ、展開をまとめると
異世界に入り込む
↓
異世界に取り込まれることで周りがどんどん変わっていく
↓
自分も徐々に変わっていく
↓
繰り返される「異常」に慣れていく絶望感
↓
打開に向けての希望を見つける
↓
原因となる"大きな力"に立ち向かう
↓
解放
↓
繰り返される「異常」に慣れていく絶望感
↓
打開に向けての希望を見つける
↓
原因となる"大きな力"に立ち向かう
↓
解放
ていう、完全に「怖い物語」のかたちをしてるのよね。
これが「映画の世界」でなく、「異常者が取り仕切る施設」だったり、「なにかの実験」だったり、「狂気的な独裁者の下につく」ていう話だともう、別のちゃんと怖い映画になる。
これをクレしんでやるんだ~てのは、確かに驚いたな。
でもなんかこう、終わったときにただただ「なにを見てたんだろう」と思う映画だった。
ずっと「なんでそうなった?」のままだった。
全部の理由がフワっとしてるように感じた。
これは、私の理解力の問題?
みんなはわかるの?
それはそうと、「暗黒タマタマ」を観たばかりで、みさえがまだ授乳期間中だと知ってしまったので、偽乳を入れてる場面がなんか感慨深かったです。
これが「映画の世界」でなく、「異常者が取り仕切る施設」だったり、「なにかの実験」だったり、「狂気的な独裁者の下につく」ていう話だともう、別のちゃんと怖い映画になる。
これをクレしんでやるんだ~てのは、確かに驚いたな。
でもなんかこう、終わったときにただただ「なにを見てたんだろう」と思う映画だった。
ずっと「なんでそうなった?」のままだった。
全部の理由がフワっとしてるように感じた。
これは、私の理解力の問題?
みんなはわかるの?
それはそうと、「暗黒タマタマ」を観たばかりで、みさえがまだ授乳期間中だと知ってしまったので、偽乳を入れてる場面がなんか感慨深かったです。
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