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クレしん映画ほとんど観たことないけど【ブリブリ王国の秘宝】観た

2022-07-22 18:47:00 | 感想
※クレヨンしんちゃんの知識がほとんど無い人間が書いた「ブリブリ王国の秘宝」の感想です。
ネタバレは少し。


なんか…急にみさえとひろしがすごい夫婦感というか”男女”な感じ出してくるから戸惑っちゃった…。



ここでクレしん映画のレビュー書き始めたのが5月からで、この作品で13本目になるんだけど、私はすっかりもう ぶりぶりざえもん のことが好きで、ぶりぶりざえもんが出てきた時に軽くときめく程になった。

今回の ぶりぶりざえもん、かっこよかったなぁ。
てか、あれは ぶりぶりざえもん のようで ぶりぶりざえもん ではないのか。


お猿さんたちに優しくしてもらう場面良かったなぁ〜。すごい可愛かった。
あれで1本作って欲しいくらい楽しかった。


今回は、しんのすけがちゃんと子供扱いされてたから、安心して観てられた。
ちゃんと5歳児らしくふるまってて、色んな人に抱っこされて、寝顔かわいいって言われたりして、嬉しくなった。
しんちゃんかわいいね、て思った。


あと、ひろしが妙に歌上手いのよかったね。
ちゃんとミュージカル知ってる人が作ったであろう曲でね。
あのあとまた何回かミュージカル擦るのかと思ったけど、1回で終わるっていう謎の潔さもね。


こういう、悪い人は徹底的に悪くて、最後に容赦なくちゃんと懲らしめられて、ほかの人はみんな善人っていうお話は気持ちいい。
ひろしみさえ夫妻が仲良くて、しんちゃんが大事にされてて、見たあとの幸福度が高い映画だった。


しんちゃん、またえっちゃんのサインもらえるのかなぁ…。

クレしん映画ほとんど観たことないけど【雲黒斎の野望】観た

2022-07-21 20:00:00 | 感想
*クレヨンしんちゃんの知識がほとんどない人間が書いた「雲黒斎の野望」の感想です。
ネタバレは少し。


すごいちゃんとしたSF娯楽超大作だった。
もう、下ネタの名前が出てくること以外なにもふざけてないのね。


私の中で「雲黒斎」は"一番有名なクレしん映画"ていうイメージがずっとあったけど、内容は全然知らなかった。
時代劇なことすら知らなかった。

で、今回観てみて「あ、なるほどこれはウケるわ」と思った。
こんなのみんな大好きでしょ。
みんなが好きな設定と好きな展開が山盛りじゃんね。


男として育てられた剣術の達者なお姫様(吹雪丸)とかね。
ちょっとマイフェアレディっぽさも出しつつね。
みさえとなんかイイ感じになったりして、ひろしが焼きもち妬いたりして、みさえもまんざらじゃなくて、なんかもうソワソワしちゃうわね。


そしてその吹雪丸のバディとしての馬。
やっぱり馬と剣士の友情は最高よ。


ラスボスの隣にいる、嫉妬深くて美しい女(お銀)。
このお銀が戦いの途中、肌の匂いで吹雪丸が女だと気づいたときの声の変わり方がとてもよかった。
ゾクッとした。

お銀の最期の感じ、お子さまたちはかなり怖いんじゃないの?
個人的には、今まで見てきたクレしん映画の怖いシーンのなかで一番怖かったな。
「あらあらあら大丈夫?」と思うくらいに怖く描かれてた。


吹雪丸の母の仇が、柳腰の素浪人風で酒と女に囲まれてるタイプなのも良い。
「花のなかで死ねるとは運が良い」とかいっちゃうし。

この役、昔なら成田三樹夫あたりがやるよね。
お銀は太地喜和子でお願いしたい。


ラスボスのヒエール・ジョコマンの実写版はROLLYさんがいいなぁ。
良い悪役だったね。
良い感じに狂ってて、割りと軽いけど、かなりやり手っていうのいいね。

このヒエール・ジョコマンが、やたら瞬きが多いのすごいなと思った。

神経の細さ、みたいなのを説明無しで伝えてくるのね。そういうの一個加わると役に深みが出る。
そういうところに手を抜かないのカッコイイな。


あと、しんちゃんが急にムキムキの半裸の逞しい姿でガシガシ戦うシーン、妙にドキドキしちゃった。


中盤までしっかり時代劇をやって、ラストで一転すごいSFをしっかりやるっていう二段構えも良い。



そしてこの物語、何が怖いって冒頭で野原家全員が会社と幼稚園を無断で休むことになんの躊躇もないところね。

連絡しようともしない。
流れるようにタイムマシンに乗ってたね。
その感覚の狂い方からして既に薄ら現実離れしてた。


めちゃくちゃ考えて作られてるんだなぁ〜て感心する場面が沢山あったな。
面白い映画だった。

出汁と味噌のこと

2022-07-18 12:58:00 | レシピ
うちの食卓の出汁と味噌のこと。


【つくりおき出汁】

麦茶を冷やしたりするポットに、小さく割った昆布・削り節・干し椎茸をいれ、湯冷ましをいれて一晩以上置くと、作りおきの冷たいダシ汁が出来る。


味噌汁や鍋などの出汁はもちろん、めんつゆ等を割るときの水代わりに入れると風味が増す。

水を入れ換えて2~3回使える。

水出しできなくなったら、中身をそのまま鍋に移して加熱すると、出汁や具になる。


冷たい蕎麦には、この出汁にめんつゆと濃口醤油を同量ずつ入れると、ちゃんとした蕎麦つゆっぽくなる。
とろろ蕎麦やおろし蕎麦の時に違いがよくわかる。


*水はミネラルウォーターでもいいが、湯冷ましより傷みやすいので注意。

*梅干しを一緒に入れると日持ちしやすくなる。

*最後に加熱せず捨てる場合は、削り節は無しでも良い。
(鰹節は加熱しないとちゃんと出汁がでないので、加熱せずに捨てるなら、入れない方がいいと思う)

*とろみが出る場合があるが、酸味や臭みがなければ昆布のフコイダンなので大丈夫。

*使用期限は自分の舌と感覚を信じろ。
心配なら加熱しろ。
(たぶん5日くらい大丈夫だと思う)



【味噌】

大きめの保存容器(タッパー)に、赤味噌、白味噌、麹味噌など数種類の味噌を入れ、冷凍庫保存すると楽しい。


その時の気分で好きなところを掬うと、毎日違う配合の味噌汁が出来る。


*どうしても量が多くなるが、冷凍庫保存なら発酵が進まない。 

*味噌は凍らないから大丈夫。普通にお玉とかで掬える。




【赤味噌】

赤味噌は、普通の合わせ味噌などと同じ感覚で使うと美味しくできない。
そもそも違うもののような気すらする。

赤味噌を使うときは、ダシ強め、味噌少なめにすると一気に美味しくなる。

お吸い物を作るときくらいの出汁を意識して、濃いめの出汁に調味料で味をつけるくらいの感覚で味噌を入れる。

イメージ的には、他の味噌の半分の量くらいでいいはず。
出汁がよく出る豚汁などは、赤味噌で作ってみると美味しい。
 


【味噌ソース】

白味噌(合わせでも良い)に、酢・オリーブオイル・牛乳または豆乳を同量入れてよく混ぜ、味を見て塩で味を整える。 

ちょっとマヨっぽいソースになるので、玉子系とかチーズ、ジャガイモ、鶏肉、白身魚のあたりとよく合う。


普通に味噌とマヨネーズを半々で混ぜただけでも美味しいけどね。

クレしん映画ほとんど観たことないけど【ヘンダーランドの大冒険】観た

2022-07-15 16:04:00 | 感想
*クレヨンしんちゃんの知識がほとんどない人間が書いた「ヘンダーランドの大冒険」の感想です。
ネタバレ少々。


「さあ、子供たちが観るファンタジー系冒険アニメを作りますよ!」って感じの映画だった。

画面全体がくすんだパステル寄りの色で統一されてて、背景が絵の具で描いたみたいになってて、ぜんぶが絵本みたいな雰囲気で好きだった。

さらっと観られる、おとぎ話っぽい作品だったなぁ。


観ながら思ったことを連ねると


・雛形あきこの出かたよ

・「群馬ヘンダーランド」って、「埼玉ゴズニーランド」以来の良い名前

・北関東一って小さめの括りのわりには、観たことないレベルで大規模なのね、ヘンダーランド

・↓コレでわかるのも、コレで見つかると思ったのもスゴい





・見てるうちに「ゴーストランドの悲劇」を連想し始めるくらいには切迫感がある

・”しんちゃんが考える三大ヒーロー”が出てくるの、めっちゃいい

・ぶりぶりざえもんのテンドン、もはや安心感がある

・エロ系の下ネタに手加減がないな

・いい人のふりして家に入り込んでみんなを洗脳していくス・ノーマン・パーの感じ、この世で一番怖いサイコパスのやつじゃん

・5才児が両親のいない家で怖い思いをする上に、両親を助けるために”怖い場所”へ向かっていくの、胸が苦しくなる
しかも、ひとりで電車や知らないおじさんのトラックに乗って行くのね

・リアルな感じになったときのひろしって、阿部寛に似るのな



最後までずっと絵がきれいだった。
「そんな童話のような綺麗ごと」が「ある」ていう、綺麗な映画。



私いつもクレしん映画を観るときはwikiで出演者と公開した年を調べるんだけど、検索かけると結構な割合で「(タイトル) 怖い」てサジェストされること多いのね。

クレしん映画は基本的に「日常に変なものが入ってきて、いつもの生活が壊されてしまうのを防ぎ、いつもの生活にもどる」ていう流れだから、怖くなりやすいのかもしれない。

ヘンダーランドもトップに「怖い」がサジェストされてたけど、確かに両親が両親じゃなくなるとか、家の中に入り込んだ人物の異常さに自分だけが気づいているとか、怖い人は割と怖いのかもね。

私はかなりファンタジーっぽい気がしたかな。



あと、冒頭のバスのシーンで急に私が今まで触れたことのなかった子がツッコミ役として配置されてて「だれ???」てなった。




なんだろう、お父さんが自己流のボクシングしてそうな。
お母さんが毎朝のお弁当作る行程をインスタにあげてそうな。
夏の夕方に家のガレージでバーベキューしてそうな。
活気のあるご家庭で育ってそうな彼。

今後またどこかでお目にかかるのかしら。

ナイト シャマラン監督の「OLD」観た

2022-07-10 16:43:00 | 感想
*ナイト・シャマラン監督の「オールド」を観た感想です。
ネタバレは、たぶん無い。


前情報が出た時から気になってた作品。
公開された時、大槻さんが「面白かった」ってツイートしてたけど、他の人の感想はあんまり見なかった気がする。


「シャマラン監督で、”どんどん年を取っていくビーチ”に閉じ込められる話です」て言われて期待するものが、全部あったね。

もちろんそれ以上のものもあったし。


「閉ざされた場所に、色んな年齢や属性の人が集まって、みんな一斉にすごい早さで年取っていったらどうなるでしょーかっ?」ていうお題に対するシャマラン監督の答えがこれなんだろうな。

このお題で色んな人の答えを見てみたい。
多分、どんなメンバーを詰め込むかで性格出そう。


この映画のメインになってる年取るのが早くなるビーチは、時間が早く進んでる訳じゃなく、なんか色んなものが細胞に作用して、肉体的な成長、老化が早い場所らしい。

で、劇中「じゃあ、なんで髪とか爪とか伸びまくらないの?」「髪とか爪は既に死んだ細胞だからだよ」みたいな説明台詞があったんだけど、既に伸びた部分は死んだ細胞でも、伸ばす部分の細胞は生きてて髪や爪を作るから、やっぱり伸びまくるし、抜け変わりまくるんじゃないの?

死んだ細胞の塊の「死体」が早く朽ちていく場面あったけど、矛盾してない?

細胞がすごい早さで新陳代謝するってことは、全身めちゃくちゃ垢だらけになったりするのでは?

という疑問がすごい沸いてきてしばらくなにも入ってこなくなったので、いっそそこら辺は無視して進めてほしかった。



最後まで観た感想としては「わ~、年取るの早いから、あんな事とかこんな事とかめっちゃ起きる~大変や~」というのを楽しめば良い映画」という感じ。

細かいとことか、最後どうなるとかは、そんなに重要じゃない。
「わ~大変~」てなったらいいだけ。


「シックスセンス」の監督作品だから、「シックスセンス」みたいな物凄い展開があると期待して観ると少しガッカリするのかもしれない。
でも、あんなアイディアはそうそうでないわよ。
なくても十分面白かったと思う。

「忘れられない作品」ではなくとも「観て損はない映画」ではあるはず。