少年野球で山にぜんぜんいってない・・・。

since 2008
ここ数年は山なし少年野球三昧。

剱岳 2009 9・21

2009年09月27日 | 
9月21日

本日も晴れ。

本当に天候に恵まれている。うそみたい。

朝早く4時30分くらいに出るつもりであったが、

先に山頂に立った相部屋のオヤジグループの情報で

「時間を少しずらして遅めに出たほうがすいてるかもよ。」の話で

剣山荘6時出発。

この選択が自分には助かったかも。

ゆっくり寝れて、朝には前日の頭痛、足の筋肉痛、痙攣はまったくなく回復!

でも、大渋滞。カニのタテバイで約1時間、ヨコバイで30分の待ち。

他のメンバーには不満であったかもしれないが、自分にはラッキー!

バテずにいけました。


前日、カニのヨコバイで女性が滑落。合掌。

初心者の私が思ったことは・・。

剱岳山頂への行程は長くそして険しいです。

エスケープルートもありません。

ゆっくり、ゆっくり、しっかりと、あせらずつめるのがよろしいかと思います。

往路で体力を使い果たさずに、復路をより慎重にいきましょう。

まる一日かけるつもりでいいかも。

天候が良くても緊張します。

よって、ぼくも含め初心者は天候が悪い時は勇気ある撤退をすべき。

カニのヨコバイではベテランメンバーに先行してもらい、

足の置き場を指示してもらいましょう。これ絶対必要!

岩壁から体を離して下をのぞかないと足の置き場を確認できません。

怖くてこれができません。

鎖場で少しでも恐怖を感じたら、確保しましょう。

よって、ハーネス、シュリンゲ、カラビナは通常ルートでも、

絶対あったほうが良いと思います。あとヘルメットも!





剣山荘の朝


朝日で山々が映えます。


気持ちがいいね~!

出発!ゆっくりと上がります。





前剱山頂!

ここから核心部。



前剱ノ門





カニのタテバイ
大渋滞、1時間待ち




カニのタテバイ
上ります。



早月尾根!




剱岳の山頂!
ここも混んでます。



みんなで記念写真。
う~んいい写真です。
かけがえのない仲間たち。


三角点。
映画を見た後でしたので、ちょっと感動!
















さあ、気を引き締めて!


確保します。


足場は、岩壁から体を離して覗かないと見えません。
先行者に足の置き場所を指示してもいましょう。



この下りのはしごも慎重に!
はしごが岩壁に接していて、
足の先しか、かからないところが数段あり。
そのときは左端にスペースがあり、しっかり足をかけられます。
あせらず足で探りながらいくのが良いでしょう。




振り返ると偉大な剱岳です。



無事下山、本日は剣沢小屋です。

剱岳 2009 9・20

2009年09月26日 | 
9月20日

天気最高!

立山プリンスホテル530━車━扇沢━830室堂━1030別山乗越1100━

1200剣山荘━一服剱━前剱の前で足がつり本日敗退



 5時30分 ホテルからH隊員の車で扇沢まで行くも途中から渋滞!

ぜんぜん動かず・・・・。

シビレを切らし、運転のH隊員とO隊員を残し

ザックを担いで徒歩で扇沢駅まであがった。

途中で駐車スペースを見つけ誘導。

何とか時間短縮に成功し、切符を買いに並ぶ。

すでに長蛇の列・・・・

う~。混んでいる。

トローリーバスで黒部ダムまで。

黒よんダム迫力満点だ~。



ケーブルカーで黒部平に。


整理券をもらってしばし小休止。

そばをそそくさとほおばっていざ大観峰へ


天気良く、ロープウェイからの景色は最高

大観峰からまたトロリーバスに乗って室堂へ


とうとうきました室堂!
さあ ここから歩きます。

みくりが池。きれいです。







学生時代スキー部の常宿にしていた雷鳥沢ヒュッテ。
おやじさん元気にしてるかなあ~。



眼下に雷鳥平のテン場、正面は別山乗越です。
浄土沢を渡って、すぐ左におれ雷鳥坂の取り付きに至ります。



別山乗越まで標高差約500mの登り。
きつかった・・・



剱御前小舎前からの眺望。


振りかえると剱がその雄姿を現します。でかい!感動です!


別山乗越で一本とって昼食としました。
この時、少し頭痛が・・・。
高度順応できてなかったか?
さあ、下って剣山荘へ

12時くらいに到着。

本当は雪渓で雪訓をするはずが雪がない・・・。

時間もあるから、いけるところまで、剱の下見へGO!

ということになった。

しかし、頭痛はするし足はつるしで、自分は前剱の前で敗退。

剣山荘にもどった・・・

はたして明日、剱の頂に立てるのであろうか?

ここまできて・・情けない。





G隊長とS隊員はがんがんのぼり、短時間で剱岳に登頂し、PM5:30に無事下山

してきた。すごい!

明日は








剱岳 出発!2009 9・19

2009年09月25日 | 
剱岳!最高でした。

シルバーweek!

城整山の会メンバーG隊長S隊員O隊員H隊員と剱岳に登ってきました。

メンバー晴れ男のおかげ!?で天気は最高でした。

3泊4日の行程です。

随時UPしていきます。

お楽しみに。

今回は出発日。


9月19日

古川1506━やまびこ58号━仙台1526━はやて18号

━1642大宮1650━あさま533号━1800長野1840━バス━1945信濃大町

立山プリンスホテル泊。 


新幹線を乗り継ぎ長野駅に到着!

駅員さんに信濃大町に行くバスは?と聞くと、

「東口5番です。」と・・。

「ICIによりたいね~。西口だったかな?」と話していると

「東口に移りましたよ。」と同じ駅員さんが教えてくれました。



このバスでいきます。

時間が遅いから?なのかすきすきで1人2シート独占!

バスで約1時間。




信濃大町に到着。なんか寂しい。

車で来たH隊員と合流。

立山プリンスで一泊!

前夜祭もそこそこに明日に備えて早々に

就寝となりました。



吾妻・前川大滝沢 ~後編~

2009年09月05日 | 沢登
大滝の高まき後、軽快に進むと右岸に5m滝上滑と出会います。
これがネコノ沢です。


ホラ貝沢の出会いです。

大滝沢本流は左。







8m幅広滝。
ネットでは右にある倒木を利用し突破とあったができず。

左岸の草つきを無理やりのぼってこえました。


12m2条の滝です。
向かって右側を軽快に登ります。





つり橋です。




午前10時、1330m付近です。遡行時間4時間。
本流右岸から出会う枝沢を登ります。
記念写真。



登山道を目指します。


もうすぐ登山道にでます。
これはトロッコでしょうか?



鉱石をはこんだトロッコの線路。
登山道にそってあります。


滑川鉱山跡ですから、こういう物もあります。


展望台です。ここまでくるともう少しでゴール滑川温泉です。
鉱山で使われた鉄塔です。


展望台からみた大滝です。


走って下山。 みんな元気です。


早かったO隊員!つり橋の横で記念写真。午前11時到着。
遡行4時間、下り1時間。いいペースです。


滑川温泉 福島屋旅館で温泉につかり最高の気分!
至福の時間です。
外は混浴。風情があります。


昼飯は福島飯坂に出てとんかつとなりました。
ごはんがおひつにはいってボリューム満点。
谷川岳の時もとんかつでした~。


今日は車なのでアルコールフリー、ビール風飲み物で乾杯!

吾妻・前川大滝沢~大滝100m高巻きについて~前編

2009年09月04日 | 沢登
8月30日
大滝沢遡行!いってきましたよ~。
大滝100mの高巻きについて簡単にまとめます。
この高巻きの草つきのトラバースで滑落しお亡くなりになられた方が
いらっしゃると分かり、いく前から緊張しておりました。

大滝のすぐ右岸から高巻き開始です。
開始ポイントに赤テープが付いていました。
注意してみて見ましょう。
踏み後はしっかりしており素直にたどればまず問題ないように思います。
100m分の高巻きですからそれなりに登って小尾根に至るとすぐ
一つ目の草つきです。慎重にトラバーしましょう。その後、
藪の中の踏み後をたどると、すぐに二つ目の草つきにでます。
これも慎重に!不安を感じたらロープを出しましょう。
そして踏み後のしっかりした藪を進むと大滝の上に出ます。
急がず素直にいけば良いでしょう。


遡行開始6時


気合をいれて
出発!









大滝です。実際迫力満点ですが、この写真で伝わるかなあ~。




すぐの右岸から高巻き開始!


高巻き途中から大滝をながめました。




一つ目の草つきトラバース。キレテマス。


二つ目の草つきトラバース。不安なら躊躇せずロープを出しましょう。




そして無事大滝の上に到着。高巻き完了。
ほっとします。



よかった、よかった。

― つづく ―