家屋を蝕む最悪の害虫がシロアリです。
本日はそんなシロアリにやられてしまったお客様の施工例をご紹介します。
当店へお寄り頂きご注文頂いたお客様。
お見積り時お伺いすると昨年シロアリの害に遭い、床板修繕も行ったお客様の後ろの家でした。
部屋に入るとデジャブのような光景が・・・。
6畳の和室に絨毯を敷き詰めそれを捲ったら白く小さなウジがいて殺虫剤を掛けたとお客様が話しました。
それこそがシロアリです!と畳を持ち上げると蟻道に沢山のシロアリが動いています。
実は昨年お世話になった前の家のお客様の和室も6畳間。
ジュウタンが敷かれており、旦那さんが何かおかしいと捲ったらシロアリで畳がボロボロだったのです
お客様の都合や大工さん、当店の都合で工事は直ぐに出来ないのでそっと畳を戻し、作業日まで我慢してもらいました。
作業日当日、まずは畳を引き上げ、床板表面に見えているシロアリを殺虫剤で駆除し、採寸。
採寸終了後、大工さんに床板の修繕とシロアリの駆除、消毒をしてもらいます。
工場に戻り新畳を製作。
午後、大工さんから床板の修繕が終わったと連絡をもらい、畳の納品です。
当店近所の工務店さんですので打ち合わせからの連携もバッチリで、畳替えと床板修繕が朝から夕方までに1日で終了します!
床板修繕後、シロアリの消毒薬の臭いがしますが畳を敷く事により随分と軽減されます。
今回もお客様には随分とお喜び頂けました。
栄町安食B様、当店にご相談ご注文頂き有難うございました。
この様に畳替えをご検討された際のお見積り時にシロアリ等の被害を見付ける事が良くあります。
和室に於けるシロアリの害の特徴として、畳がブカブカする、物を退かしたら畳がボロボロになっている、畳と畳の間に砂の様な汚れが付いているなどの場合はシロアリを疑ってください。
1年を通して被害が聞かれるシロアリですが、5月~10月が最も良く活動する時期となります。
和室に於けるシロアリの予防として、
絨毯を敷き詰めない。
タンスの下にダンボールを敷かない。
段ボールに本などを詰め込み畳の上に放置しない。
きちんと整理整頓をし、掃除をする。
基礎の換気口を塞がない。
数年に一度は畳替えのメンテナンスを行い、畳屋さんに畳と床の状態を見てもらう。
余裕があれば専門業者にシロアリ消毒や床下換気扇などをやってもらう・・・などでしょうか。
シロアリは湿気を好みます。
水回りやその近く、床下の湿気が強い部屋などは注意が必要です。
そんなシロアリに注意して欲しいお話しでした。
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