たたらワークス★漫画・ドラマ・小説のネタバレ感想

アニメ『わたしの幸せな結婚』7月5日より放送。声は上田麗奈&石川界人

目黒蓮さん主演で実写映画化された人気作『わたしの幸せな結婚』のアニメ版が、7月5日より地上波&各種配信サイトで放送開始です。
斎森美世は上田麗奈さん、久堂清霞は石川界人さんが声を担当されます。


『わたしの幸せな結婚』

目黒蓮さん主演で実写映画化された人気作『わたしの幸せな結婚』のアニメ版が、7月5日より地上波&各種配信サイトで放送開始
■原作:顎木あくみ
■放送局:
 TOKYO MX、サンテレビ、KBS京都、
 テレビ愛知、BS11、AT-X
■2023年7月5日から放送スタート
 ※放送予定は変更になる場合があります



顎木あくみさん原作小説『わたしの幸せな結婚』は【小説家になろう】にて連載され、2019年1月から富士見L文庫より刊行されているいわゆる“なろう系”作品です。
“なろう系”と言うのは、【小説家になろう】に投稿される作品を指し、何の変哲も無い主人公が異世界に行ったり転生したりするファンタジーが多いのが特徴です。
『わたしの幸せな結婚』も異能を持つ者が登場するファンタジーです。


コミカライズもされ、小説・電子書籍・コミックスを含む累計発行部数は500万部越え。
2023年3月17日には、今をときめく目黒蓮さんと今田美桜さん主演の実写映画が公開され、こちらも好評を博しました。


ずっとストーリーが気になっていたのですが、小説か漫画か決められず、本屋の棚の前で悩みまくった結果やっぱり決められず帰ってくるを繰り返していた私。
だって、月岡月穂さんが担当されている小説のイラストも素敵なら、高坂りとさんの漫画のカバー絵も素敵で、選べなかったのですよ。
文章を読むより早いと思って、最近、やっと漫画を買いました。


実写はやはり派手さが重要なので、目黒蓮さんがカッコよく立ち回りますがね。
漫画を買って分かったのですが、登場人物が異能を持つと言いながら化け物っぽいのが出てこないのですよ。
近代化が進むにつれ人々の中で妖怪とか幽霊とか、そういった類のものが信じられなくなったからのようです。
異能を持つ人達も力を使う機会が減ったことで能力は低下している設定です。
美世を蔑みいびり倒す異母妹・香耶も父親に大事にされているものの、その力はせいぜいが見鬼くらいです。


派手さよりも人物の心情の変化などに重点を置いている作品と言えるのではないかと思います。


どうしてもカッコイイ目黒蓮さんが思い浮かびますが、元のお話は暗いです。
主人公の斎森美世は名家の跡継ぎ娘として生まれたものの、一族の特徴である異能を受け継いでいませんでした。
実母が亡くなった後、父の結婚前の恋人が継母になり妹が生まれます。
この異母妹・香耶に見鬼の才があったことから長女の美世は疎まれ、継母と異母妹にいびられ使用人としてこき使われます。
見て見ぬふりの父親は、結婚を理由に美世を家から追い出す始末。


久堂清霞の元に婚約者として向かった美世ですが、彼は今まで何人もの婚約者が3日と経たず逃げ出していました。
斎森家としては、冷酷無慈悲な人物として有名な清霞が相手では美世も逃げ出すに違いないが、二度と斎森の敷居はまたがせぬつもりでした。
斎森家の思惑は外れ、清霞は良い人でした。
実家ではろくに食べさせてももらえなかった美世は栄養失調ぎみだったのでしょう。
痩せ細って髪の毛もツヤがなくバッサバサ。
それが、清霞の元できちんとした着物を着て、食事も十分いただけるようになると髪も綺麗になって見違えます。
そんな感じのシンデレラ風の要素を含むストーリーです。


2023年7月5日からアニメ放送が始まるので、とても楽しみです。
でも、本音を言うとアニメ版の絵はあんまり好きじゃないんですよね。
もうちょっと繊細なタッチの方が個人的には好みです。
声は人気の声優さんばかり。
いびられ続けた美世が、態度だけでなく心の方も縮こまっている為、最初は「くっら~」と思いますが、アニメならば小説や漫画にはない美しい表現もできるでしょう。
それを期待して見ようと思います。

ご訪問ありがとうございました(人´∀`)♪

コメント一覧

tataraworks-lynx50
マカさま、コメントありがとうございます。
めっちゃ羨ましいです。
もう私、小説と漫画で本当に悩みに悩んで、そのうち新しいのが発行されたりして大人買いするのが難しい巻数になってしまいました。
結局、早く話に追いつけるという理由で漫画を選びました。
小説は読み応えがありそうですね。
7月からのアニメは、多分、ABEMAでも放送するだろうと思うのでネットで見ようと思っています。
マカ
たたらさん、お邪魔いたします。
映画を7回観に行った私も我慢できずに買いました。
しかも小説とマンガ両方(笑)
感想はまだ書いてませんがマンガは読み終わってます。
読み終わっての感想は、上手いこと映像化したなでした。
小説はまだ手を付けてないので読むのが楽しみです。
tataraworks-lynx50
@macaronteaparty まかろん様、コメントありがとうございます。
ちょっとでも参考になる点がありましたら嬉しいです。
目黒蓮さんの魅力もあるでしょうが、gooブログの感想でも何回も映画を見に行かれている方が多かったですよ。
元のお話は、てっきり『鬼滅の刃』みたく鬼とかアヤカシと戦うのかと思いきや、今のところ呪詛とか式神くらいですよ。
この物語は「化け物より人間の方が怖いよ」という構成のようです。
派手じゃないけど楽しめるのは、人間怖っ、継母怖っ、妹怖っ、てところでしょうね。
macaronteaparty
tataraさん、詳細な紹介をありがとうございます!
映画版、私2回観に行きました!

でも原作は読んでない、にわかです😅

漫画にも、アニメにもなったのですね!


>異能を持つと言いながら化け物っぽいのが出てこない
>派手さよりも人物の心情の変化などに重点を置いている

なるほど、なるほど。

素人ですが私も物語を書くので、その気持ち、分かる気がします。

映画はうまくアレンジしたんだなーと思いました。
やっぱり実写は立ち回りで魅せた方が良いのかも。
媒体によって、何が最適かは違ってきますよね。😊


>もうちょっと繊細なタッチの方が個人的には好み

アニメはどうしても、パキッとした絵になってしまいますよね。
そう仰るtataraさんに、うんうんと思いました。

でもtataraさんだったらアニメ版もまた、
良いところ見つけるのかなーと思いました。

もし観られたら、感想を楽しみにしています😊

tataraさんは細かいところまでよく気づいて
紹介されてますよね。
そんなtataraさんの紹介を、これからも楽しみにしています🌸
(by まかろん)

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