こんにちは。「リラクゼーション整体サロンふたたび」のくみこです。
今回は梅雨の不調と関係のある脾臓についてです。
『脾臓』ってあまり聞かない臓器ではないですか?
肝臓・膵臓・腎臓・・・等々は良く聞くと思いますが脾臓って何の働きをしているの?と、思う方多いと思います。
脾臓は腹部の左側の胃の近くにあり、古くなった赤血球や異常な血小板を除去したり、リンパ球の生成、病原菌などの感染に対し制御する抗体を作っています。
血液の若さを保っている場所でもあるのです。
また英語にすると『spleen』不機嫌・かんしゃく・憂鬱という意味になるので、これらの感情や気力が脾臓に宿ると考えられています。
なので、今の梅雨の時期に脾臓が弱ると感情的にはイライラしやすかったり、元気がなくなったりするのですね。
身体的な症状は、食べ物の消化吸収、水分代謝が悪くなりむくみ、頭痛、めまい、腹部膨満感、関節痛、肌荒れなどが起こります。
梅雨の時期は湿度が高い為身体の状態が湿邪になりやすく、また湿邪によって『脾臓』に負担がかかってしまい消化機能やエネルギーの流れもと滞りやすくなります。
脾臓を弱らせない為には消化機能を低下させ『湿』を溜めてしまう食べ物や飲み物を控えましょう!
冷えた野菜・果物・アイスクリームなどの冷たいデザート、キンキンに冷えたビールやアイスコーヒーなど暑くなるとどうしても手が出てしまうものばかりですね!これらの物を食べたり飲んだりすることをやめるのではなく、食べ過ぎない!飲み過ぎない!です。
おススメ食材もご紹介します。
夏野菜⇒利水作用があり体内の余分な水・湿を排出してくれます。(㊟キュウリやトマトなどは冷えやすくなるので火を入れる調理がお勧め。)
紫蘇やキノコ⇒脾・胃腸の消化機能や免疫を高めてくれます。
豆類や海藻類⇒体の余分な水分を排出してくれます。食物繊維も豊富なので、便秘解消・肌のツヤに効果的です。
但し、食べ過ぎないように!消化不良になったりすることもあるので上手に取り入れてください。
他にも、気分が落ち込みやすい方や、落ち込んでしまっている時は柑橘類やジャスミン茶などお勧めです
気の巡りを良くし、気分をスッキリさせてくれますよ!
あとは適度な運動も忘れないでください。
汗をかいて体内の湿を出すことも大切です。半身浴もおススメです😃
梅雨が明けるまでのあと少し、何とか乗り切りましょう