ソフトテニス部日記

最後は真面目が一番強い!

下剋上

2013-01-06 20:39:07 | 日記
初練習から2日
今日は早くも対外練習試合である

テーマはなんといっても「怖さを身につける」
なんでもいい、相手にとって
「これはやられてはたまらん」という攻撃の方法を
一つでも二つでも身につけることだ

特に後衛のコース回し(ボールの長短を含む)と前衛の積極的なポジションどり
そして積極的なボールへの絡みがポイントだった

全体的な感想を言うと
いまいちの内容であった

「変わる」ということはとても難しい
自分ではかなりの覚悟を持って変わったつもりでも
外からみて変わってなかったら意味がないからだ
特にテニスの場合は相手があるスポーツなので
相手から見て「おお、変わったな」とならないといけない

うちの選手特に2年生はかなりの勢いで「変わろう」と思って
今日の試合を迎えたはずである
ところが、やっぱり勝負に行けない、動けない

どうやら本当に変わろうと思ったら自分でも想像できないくらいの勢いで
変化を遂げないといけないようである

まあ、そのほうがいい
誰にでもできることだったら、みんなやっているに違いない
なかなかできないことだからこそ、うちがチャレンジしていきたい

あと、いろいろ気が付いたことはあるが、それはまたの機会ということで

今日の試合の様子について

今日は5コートを使って勝ちあがり方式の個人戦
朝から冷え込みでかちかちに凍結した地面が溶け出し一時使用不能状態になったが
昼にはほぼ復旧
ただし、そのせいでボールが吹きあがり、打点を落としての強打ができない状況となった
この工夫しなくてはいけない状況の中で
自分たちのやりたいことを表現するのは非常に困難であったが
それだけに各選手の意識が問われる試合となった

今日のニュースは1年生の1番手後衛
キャプテンが欠席だったこともあり2年生前衛と組むことになったが
なんと1コートで連勝を続ける
年末のクリスマス杯の優勝(全勝で貢献)からついにレギュラー争いの大本命に
さらに1年生ペアが他校のレギュラーを倒し、なんと1コートに進出
1コートではなすすべなく敗れたが、きっかけをつかんだか
さらに1年のもう1ペア(W後衛)が上級生(1番登録)を倒し2コート進出
ついに1年生が2年生を倒すという「下剋上」が起こるようになった

1年生は5名が2コート以上を経験した
上位のコートは単純なミスが少なく、ポイントごとにいろいろな練習ができる
下位のコートは試合が単純でほとんどボールがつながらない
この差は大きい
他の1年生は今日も最下位のコートで停滞を続けていたが
彼女らにとっても、大きな刺激になったことだろう
というか、刺激にしなくてはいけないのだが、どう感じたであろうか

2年生は残念ながら厳しい状況を確認する対外試合となった
以前まで勝っていた相手に簡単に負けたり
自分たちの力が他校と比べてかなり下がってきたのを思い知らされたこともあるが
何よりも雰囲気が下がるとずるずるといってしまう
この学年に共通した課題を露呈してしまったのはかなり痛い

グリップを大幅に変えた前衛は1試合目から不安最高潮
ただ、そこから大きな声をだし気持ちを切らさないように奮闘していた
グリップはほぼ正常に機能しているが、ボールへの入り方が不完全で遅い
そのことが問題なのだがグリップに意識が行き過ぎている感じだ
あとはハーフスマッシュを振りすぎ、ポーチに出るフットワークなど
課題はあるが、精神面で頑張ると技術的な課題が見えてくる

あとの2年ペアは技術的な課題がほとんど見えてこない
自信がないのがはた目からもよくわかる
少しの障害でガタガタと崩れてしまう欠点も相変わらずだ
本人たちも変わりたいと思っていると思うがまだまだその気持ちが弱いと思う
相当の変化が求められる
本人たちにとってもかなりのショックであろう
と、そんなことしか出てこない
もっと落ち着いてプレーしようとか、もっと元気出してとか
もっと足動かしてとか、つまらないアドバイスしか出てこない

そんなことはプレーをする上では大前提のはずなのに、である

精神面でもっと頑張らないと
本当に1年生に抜かれたまんま引退を迎えることになってしまう
いや、そんなことよりも何よりも練習でやっていることが試合で出てこない
練習と試合とが違ったものになってしまう

だからこそ今日の最後に話したように
すべてにおいてプラス思考で前に進むしかない