ソフトテニス部日記

最後は真面目が一番強い!

心を鍛える①

2013-01-20 19:22:02 | 日記
正直言って自分も心が弱いので
心の鍛え方なんかわからない

ただ、やはりうちにはこの心の強さがどうしても必要なのだと思う

自分は今まで「精神力」というものについては
「みんな同じようなもの」と思ってきた

誰だってのってきたら強いし、負けだすと弱気になる
例えば「粘り強い」という精神面での評価も
ほとんどの場合その選手のプレースタイルがそうなのであって
精神面のことではないと思っていたのである

しかしながら、新チームになってからの選手たちの練習や試合を見ていると
精神面を「強くする」必要はないが、
「弱い」のは勘弁してくれ、と本当に思う


自分がよく学級でも部活でも使う言葉の一つに
「人はその人が考えたとおりの人になる」という言葉がある

教師になってすぐ、先輩の教師が使っておられたのを聞いて
「なるほどなあ」と思ったのがはじめだが、
それ以来、ことあるごとにこの話を子供たちにしている

「良い人間になろう!」と思っている人は
間違いなく「悪い人間」にはならない
もちろん「良い」「悪い」の価値観は個人によって若干は違うと思うが
やっぱり「良い人間」の方向には進んでいく

そして、その気持ちを何かの原因であきらめてしまった時に
不幸が始まるのだと思う

それをテニスに置き換えてみると
「勝つぞ!」「走るぞ!」「くらいつくぞ!」
「自分の得意なあのプレーを使うぞ!」
「この試合はチャンスだ!」「さあ!打ってこい!」
などのプラスの気持ちを持っている選手は
やっぱり精力的に動けるし、反応も早いし、そして何よりも集中力が高い

その結果として、試合に没頭できるし
その試合は間違いなくその選手をレベルアップさせてくれる

しかし、
「勝てないかも」「負けるかも」「風が吹いてやりにくい」
「思いっきり打ったらアウトするかも」「これをミスしたらどうしよう」
「この試合はヤバい」「もうだめだ」
などのマイナスの気持ちがもやもやとわいてきた瞬間に
見事なまでにそのイメージは現実のものになる
そしてそれはその1本だけで終わることはない

そうなると何をするのも不安になってくる
結果、テンションが下がり下を向く、
目がうつろになり反応が遅くなる、そして当然集中なんてできない

そして厄介なことに本人がそのことを正しく理解していない場合が多い

本人にしたら「自分はいつもと同じように頑張っているのに何で?」
と思っていることだと思う
そのとおり、本人はさぼってなどいない

ただ、心の中でもっているイメージが
練習の時とまるで違うのに気づいていないだけなのだ

練習の時には、試合で弱気になった時に抱くようなマイナスイメージはほとんどない

よく、試合で何をやってもだめで、負けてからそのあとの練習マッチになると
一転して、素晴らしいプレーを連発し
「なんだ、打てるやん。よかった~」なんて安心してしまう選手がいるが
この能天気ぶりは評価できるとしても、あとは何にも安心できないのである

うちの選手にも試合で負けたら
「先生、学校帰って練習させてください!」なんて子が多いが
それってどうなんだろう?と思うことが多い

つまり、成長するための練習ではなく
「安心するための練習」をしたがってるんではないかと思うのだ


ああ、長くなってしまった
今日はテストを作らなくちゃいけないのに

とりあえず終わります
あとで、また書きます
自分の頭の中も整理したいので

ああ、でもテスト・・・