犬は見かけによらぬもの

ハッピーは、キャピキャピで、物怖じしないタイプで、
めげない犬だと、思っていたのだが、
追及と選別では全く別犬で、
選別で布を刺す間の待機している時も、ひんひん言って、
落ち着かず、まともな作業が出来なかった！
ベルナもマロンも淡々と作業するタイプだったような気がするけど、
マロンは肝っ玉母さんで、腹が据わっていた。
　間違えてもショックで立ち直った。
ベルナはショックを与えないで、褒めると・褒めないで間違いを理解していた。
　ハッピーはまだ、正解と間違いを伝えることができない。
ショックを与えると、台の前で伏せして、持ってこなくなる。
　成功だけで教えることで、理解を深める方法で教えているのだが、
間違いを叱らないで教えるのは本当に手間が掛かる。

　追及ならコースを外れたらショック、物品通過でショック、
首を振ったらショック、ショックだらけでも、意欲を失わず作業するのに？
選別になったとたん、ショックで壊れてしまうのです。

　追及の練習は霧ヶ峰が終わったら、嘱託目指してに切り替え、
１０月３１日の審査会が終わったら、選別中心の訓練に切り替えようかと思う。
　追及の訓練も奥が深く、素人の私がやれることには限界がある。
どこまでやっても、優勝が狙えるとは思えない？
従って、焦らず、地道な基礎訓練だけを続けようかと思う。
　選別はゼロ回答が出来るように仕上げて、競技会での優勝を目指してみたい。
　ベルナとマロンで培った訓練方法をとことん試して、
上位に食い込める犬に仕上げて見たいものです。
　関東の大会は、追及は１つしか出られないし、
会場にも恵まれていないので、冬場は選別に特化してみようかと考えている。