競技会や審査会の後に、使用した選別布争奪戦で残り布を頂きます。
最近は競争が激しくなり、なかなかゲット出来ません。
使用済み布は比較的楽に手に入ります。
これを伸ばして洗濯用の小袋に入れて、
なるべく皺にならないように洗うのですが、
貯まりに貯まり、6000枚位を使い回しています。
一回の洗濯で3000枚位出来るので、
70枚ずつバラバラにしてから移行用の袋に詰め込んでも、
40袋は出来るので、練習用の布に困ることは無くなりました!
それでも、同じ臭いばかりで練習したのでは、経験値が上がらないので、
新しい臭いを得るために、出場もしない競技会にお邪魔して、顔見知りの訓練士の方や、訓練仲間にお願いして、靴下を履いて貰ったり、タオルハンカチに臭い付けをお願いして、新しい臭いをゲットしています。
藤代の河川敷は自転車の競技の練習の方や、キャンプの方が来るので、
お願いして、タオルハンカチへの臭い付けをしてもらいます。
こうして貯まった靴下やハンカチが40種類ずつは有ります。
古いものは10年以上前の物ですが、
なかなか捨てられません。
果たして使えるものなのか?
なるべく新しい源臭、練習で正解率の高かった源臭を使って移行臭布を作成するのですが、
狙い通りにはならなくて、前回正解率の高かった源臭でも、2度目は駄目なんてことも有ります?
移行条件(温度や布の違い)が異なるので、この辺りは、経験よりも、作成後の確認が重要になります。
移行臭を作成すると、ますそのセット出来具合をハッピーとベルの練習の中で確認をします。
一番使うのは、誘惑無臭で一つずつ、新しい移行臭布を確認していく作業。
この段階で駄目なら、再度源臭を入れて追加移行を長目の時間で実施します。
次は同じセットの中で、誘惑も本臭を使い、正解出来るかどうか?
この段階で駄目でも、同じく追加移行を行います。
駄目な布を使って、犬を混乱させる練習が一番やってはいけないこと!
なのです。