仮面ライダーシリーズ初のオリジナル劇場版第3弾『さらば、仮面ライダー電王~ファイナル・カウントダウン』。
封切り2日目というのに、やっぱりパンフは売り切れ、マニア向けオリジナルグッズ「Men'sウラ」も見当たらず。
客席は飲食物のトレイをひっくり返す音や赤ん坊の鳴き声で騒然としながらも、“おっきなおともだち”が半分以上(赤ん坊連れの客だって、赤ん坊が映画を観る訳ではないんだし)、女子中高生の姿もかなり目立っていた。
mixiのコミュにあがってた話では、関東方面では初日の舞台挨拶をハシゴするマニアが相当いて、映画が始まると空席が増えるところもあったとか。
恐るべし、電王マニア。
内容の方は想定内というか、特に嬉しい裏切りみたいなものはなかったけれど、マニア魂をくすぐる小ネタも満載で、まあよかったんじゃないでしょうか(劇場版第1弾と同じ時代劇的設定はもうちょっと考えてほしかったけど。明治とか、いっそのこと平安時代あたりとかね)。
予告編にあったモモが斬られるシーンのあと、傷口から砂を吹き出しながら崩れ落ちるモモの腕を掴む手、分かっていても、ありゃあ泣けるで!
もはやマニアではない一般ピープルにはついていけない世界ですな(別にオイラだって“マニア”という訳ではないのだが)。
逆にマニアでないと許せない手詰まり感も少し感じたので、これで有終の美を飾るということで正解ではないでしょうか。
私としては、このDVDが出たらおさらいをして、それでさらば、仮面ライダー電王です。たぶん。
劇場版 さらば仮面ライダー電王 ファイナル・カウントダウン [DVD] TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D) 詳細を見る |