モトGP第5戦はルマンサーキットでのフランスGP。
不安定な天候の中、ウェットレース宣言を受けてのスタート。最初の周回でググッと
ロッシが前へ出るも雨で路面が湿り出すと同時に後続に差を詰められる展開。
ビックリしたねぇ、ロッシを差してきたのはドピニエとギュントーリですよ。(笑)
いくら雨だからってその2台に連続で抜かれた↑この場面でのショックはすごかったと
思う。(ありえなすぎ!)
そしてそこから雨が本降りに・・・。ピットインしてそれぞれがレイン用のマシンに交換。
めまぐるしく順位が入れ替わる中、先頭の2台はなんとリズラブルーのスズキ勢。
そしてこのサバイバルレースを最後まですいすいすいと泳ぎ切ったのはバーミューレン
でした。(メランドリをよく押さえ込んだね、エライ!)
初優勝おめでとう! スズキとしてもかなり久しぶりの優勝だ。オイラもなにげに
スズキユーザーなわけだから、これは快挙と褒め称えてあげなくちゃだな。(^-^)
ロッシは・・・いやミシュランは雨にやられたね。地元のここでなんとか盛り返したかった
だろうに、ウェットの展開ですべての計算が狂った感じ。しっかし、これでドライでの
予選タイヤ以外はアドバンテージ持ってないってことになる。ミシュランさん、これから
先しばらく天気が続くよう祈ってあげるよ。(せめて晴れじゃないと不利すぎるから)
それとストーナーの3着。これが大きいね・・・これほど不安定要素が多いレースで
ロッシが沈んでいく中、自身はきっちり3位をキープしてみせるあたり晴れでも雨でも
計算が立つマシンになってきてることを示している。シリーズチャンピオンを考えると
今回のような結果は見た目以上に意味がある。(強みは多いほどいいからね)
オマケで98年の第2戦。マレーシアGPでのファイナルラップ・最終コーナーでの原田
とロッシの激しい攻防とその決着の名シーンを貼っておく。
原田が乾坤一擲、ロッシのインを差し・・・慌てたロッシはアクセルワークを誤りド派手
なハイサイド。
まだ王者になる前、走りを学んでいる最中のロッシ。勝負に厳しくせめられ手痛い
転倒に至った直後のこのシーンはすごく印象的だった。あのときの彼は絶対に相手
のせいにしてなかった。自分のミス・・・その思いと向き合っていた感じ。そうして一歩
一歩成長を積み上げて今に至るわけ。(あのときの原田はいい先生だったよね)
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テク憧:
モトGP2007 中国GPを見るにTB。