やっと読み終わりましたー。
マルドゥック・スクランブル全3巻 6/09読了
作者は、冲方 丁。
もっと、変換しやすい漢字にしてほしいですね、「うぶかた とう」と読むそうです。
SFです。
「少女と敵と武器」についてのお話ということで、
主人公は多分14,5歳の少女。殺されそうになったところを間一髪で助かり、
改造されて、自分を殺そうとした者に立ち向かっていくというお話です。
相棒が金色のねずみで、かわいい。このねずみは、変幻自在な武器で、少女と一緒に戦います。
正直、「SFが読みたい!2004年度」が選んだベスト国内SFとか日本SF大賞受賞などと書いてなかったら、手に取ってなかったです。
改造少女がねずみと組んでアクションするって、いかにもじゃないですか。
SFは男性読者が女性読者より圧倒的に多いためか、「改造少女」って受けるんですよね。
まあ、軽く楽しく読めるかなと、気軽に読みはじめました。
途中、文意が汲み取れないような文章があったりして、
「おいおい」と思いましたが、だいたい期待したとおり、話は、ハイテンションで展開していきます。
でも、最初に思っていたよりは、重いお話でした。
これが気になったのは私だけで、気にするようなことではないのかもしれませんが、
文中に頻繁に出てくる「有用性」という言葉。
生きるために有用性を証明しないといけない「ねずみ」、
少女も自分の有用性を必死に証明しようとしているようです。生きていていいのかということを。
最終的に2人(1人と1匹?)は、お互いに認め合います。
でも、生きているってことは、それだけでいいんだって、
「有用性」なんて全然いらないんだよと、悲しい気持ちになってしまいました。
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マルドゥック・スクランブル全3巻 6/09読了
作者は、冲方 丁。
もっと、変換しやすい漢字にしてほしいですね、「うぶかた とう」と読むそうです。
SFです。
「少女と敵と武器」についてのお話ということで、
主人公は多分14,5歳の少女。殺されそうになったところを間一髪で助かり、
改造されて、自分を殺そうとした者に立ち向かっていくというお話です。
相棒が金色のねずみで、かわいい。このねずみは、変幻自在な武器で、少女と一緒に戦います。
正直、「SFが読みたい!2004年度」が選んだベスト国内SFとか日本SF大賞受賞などと書いてなかったら、手に取ってなかったです。
改造少女がねずみと組んでアクションするって、いかにもじゃないですか。
SFは男性読者が女性読者より圧倒的に多いためか、「改造少女」って受けるんですよね。
まあ、軽く楽しく読めるかなと、気軽に読みはじめました。
途中、文意が汲み取れないような文章があったりして、
「おいおい」と思いましたが、だいたい期待したとおり、話は、ハイテンションで展開していきます。
でも、最初に思っていたよりは、重いお話でした。
これが気になったのは私だけで、気にするようなことではないのかもしれませんが、
文中に頻繁に出てくる「有用性」という言葉。
生きるために有用性を証明しないといけない「ねずみ」、
少女も自分の有用性を必死に証明しようとしているようです。生きていていいのかということを。
最終的に2人(1人と1匹?)は、お互いに認め合います。
でも、生きているってことは、それだけでいいんだって、
「有用性」なんて全然いらないんだよと、悲しい気持ちになってしまいました。
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