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ふるさと!-秋田仙北平野を歩く-

ふるさと秋田の「仙北平野」をくまなく巡り歩き、その写真とエッセイを掲載します。

★旧中仙町清水・旧太田町横沢を往く③

2023年09月06日 | 旧中仙町を往く

<「新山」の風景>

●歩いた日:2023年7月31日(月)

●歩いた所

 ・黒 鐙(清水):上黒土、金鐙

 ・国 見(横沢):下仲島、豊成、新山、大動防、八幡前

 ・東長野(豊川):新山

●歩いたログ(足跡)(道のり7.3km)


(以上の地図:国土地理院)

 ここ(📸005)から来た道を少し引き返し、水路を渡って東に延びる道を進む。

📸006:「金鐙」の風景2

 一面に田んぼが広がる中に、これだけ高い木立が立ち並ぶ風景は、ほとんど見たことがない。堂々たる姿?である。

 杉林の右端に見える赤い屋根が「多目的研修センター」で、そこから木立のすそを左に進み、手前に来たところ。

 さらに東に向かうと「県道259号」に出る。この辺りは「豊成」で、「国見(旧太田町横沢)」になる。しばらく県道を進むと大きな十字路に至る。

📸007:「新山」の風景

 「県道259号」を奥から来たところ。県道右側(北側)に「新山」の家々が建ち並ぶ。

 県道の左側(南側)に見える家は「大動防」のようだ。

 十字路の南西脇に小さな祠が建つ。

📸007:「大動防塚」

 祠の中には「大動防塚」と刻まれた石碑が収められている。「大動防」はここの南東一帯の地名であるが、その由来を「地名へのいざない」を開いて見ると・・。

 「大動」は「仏教の教え」あるいは「大道(大きい道)」の意、「防」はもともと「坊」で、「僧坊」、「一画」などの意で、寺院や僧の宿坊、あるいは藩政時代の幹線道路の一画を指すか、とある。

 また「太田町史」には、修験者の遺徳を偲んで石碑をたて、そこに祀ったことからこの地名になった、ともある。その石碑がこれだろうか?。なかなか面白い地名である。

 十字路から北に向かう。すぐ右手に広場があり集落会館が建つ。ここは「八幡前」の一画で、その集落会館である。

 家々が建つ小高い場所から下り、田んぼ中をしばらく北に進んで、「斉内川」にかかる橋に至る。橋の北側の地名をとった「東長野橋」である。

📸008:「東長野橋」から上流を望む

 橋の上から上流を望んだ写真。右端に、7月中旬の大雨の時に流されて来たのだろうか、流木が写る。

 ところで、橋の北側は「東長野」の「囲ノ内」である。ここは2017年8月に歩いてブログに載せた(「旧中仙町豊川を往く」、2017.9.9~掲載)。

 その時の本文に、いつか「斉内川」の南側を歩くときにログ(足跡)をつなぐために、・・・橋(「東長野橋」)を渡ってから引返す、と書いている。その「いつか」が、それから6年ほど経て今になった。

(④に続く)


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