あぁ、これで『西田幾多郎全集』は1巻かそこら増えそうですな。
さて、石川県西田幾多郎記念哲学館(かほく市)は30日、「善の研究」で知られる地元出身の哲学者西田幾多郎博士(1870~1945年)が書いたノート50冊が新たに見つかったと発表しました。
西田博士が京都帝国大で倫理学を教えるために作成したとされる講義ノートなどがあり、西田博士の思想展開を垣間見ることができると報じられています。
また、来月の5・6日に報道陣に公開されるそうです。
今回のノートは、2015年秋に西田博士の遺族宅で発見され、クリーニングなどの修復作業後、金沢大や京都大と連携して記述内容を読み解いたそうです。
そして、全50冊の内、帝国大(後の東京大)選科生時代のものが10冊、京都帝国大時代が9冊なども入っているようです。
これはまた、非常に大きな発見です。しかも、学生時代のものもあるということは、誰からどういう風に教えを習っていたかも分かると思われますので、非常に貴重ですね。
今後、我々にも読める形での公開がなされることを期待しております。
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