南無とは帰依や帰命の意味ですので、仏や菩薩、祖師、その教えなどに帰依をするのであります。
確かになんでも自分一人で出来ると考える人がおりますが、そうではなくこれまで良い生き方をした人に尊意を表明し、その会得した真理を自分も得てみたいと願う時、人は謙虚に学ぶことができるのであります。
謙虚さがあれば、人はますます学び、ますます優れた人になることが出来ます。これが大切なことです。手と手を合わせて、南無帰依仏、南無帰依法、南無帰依僧と三宝に祈り、学ぶのであります。吾我を離れるのであります。
それが仏道を学ぶ基本であり、完成でもあります。
なお、帰依というと指導者や教えや組織に依存すると考える人がいるかもしれませんが、正しくは「お任せ」であろうと思います。しがみつくのではなく、自然に親しむのです。
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