典虚てん手古舞

我が為の日々の記録! 74歳

済州島四・三事件と金時鐘さん

2007年03月25日 | 東アジアの片隅で 
 3月18日のNHK教育放送「こころの時代」は「詩を生きる心・在日朝鮮人詩人金時鐘」と番組欄に載っていた。  詩人金時鐘が、公の場で自らの「「4・3」体験を語ったのは、2000年4月9日(日」、大阪市生野区のKCC会館である。一週間後の4月15日、東京の韓国YMCA会館での「済州島四・三事件五二周年記念講演会」が二度目・・・。  このたびの日本のテレビ放送での語りをみて、言葉では表わせない感慨に咽ぶ心地の今・・・。 . . . 本文を読む
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済州島四・三事件50周年<1998年>の二つの流れ

2007年03月25日 | 東アジアの片隅で 
 1998年3月21日(土)、大阪は生野区の区民センターで、「沈黙を超えて」と銘打った、<済州島四・三事件50周年・犠牲者慰霊祭・コンサート>が開催された。  一方、8月に予定されている済州島シンポジウムへむけての学習会活動も、別な流れとしてあった・・・。ドキュメンタリー『レッド・ハント』日本語吹替え版は、この国際シンポの資金で作られたものである。 . . . 本文を読む
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済州島四・三事件、日本での活動

2007年03月25日 | 東アジアの片隅で 
 1998年8月24日夜、済州のグランドホテルに金石範さんが到着した。当日は、国際シンポジウムの最終日だった。フィールドワークを終えたあと、夕餉は広い庭園でのパーティであった・・・。  しかし、日本での「済州四・三」の活動は・・・・。 . . . 本文を読む
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済州 四・三事件と私  その2

2007年03月25日 | 東アジアの片隅で 
 1998年4月3日、済州市内の一角で「解冤防邪塔」の石積みが始まった。  「四・三」の50周年の記念事業の一つである。夏に控えた、国際シンポジウムもありで、春休み、私も済州島に行き、石を一つ、へウォンパンサタプに積んだ・・・。  「ハンプリ」とは、恨からの解放である。自らを解き放つことは、自分ひとりでは容易なことではない。  まもなく、「済州四・三」は、60周年を迎える。来年だ。 . . . 本文を読む
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済州 四・三事件と私  その1

2007年03月25日 | 東アジアの片隅で 
 1998年の劇団漢拏山の日本公演のチラシがみつかった。済州島で起こった、1948年春、アメリカ軍・右翼などの弾圧に対して、一部の済州民衆が、11ヶ所の警察署などを襲撃したのが「4月3日」である。  これを「チェジュ・サーサムサコン」と呼ぶ。このチラシは、<済州「4・3」50周年記念>として、京都・大坂で、1998年夏に行なわれた公演のチラシである。  「レッド・ハント」の日本語版制作がわたしの人生をかえたのかなぁ?そんな、きままの振り返り・・・。 . . . 本文を読む
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