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ソリストの立ち位置

2015年12月07日 00時09分14秒 | 音楽

第九交響曲についていえば、合唱出演を何回も経験したし、聴く側からも何回も聴いた。

指揮者については、どこで強く、早く、また弱く、ゆっくりとなど、指揮棒または手で振り方にそれぞれ特徴がある。

春日井第九で指揮をした井村氏は、スピード面では割とゆっくりして演奏する側ではやり易いが、聴く側では少しもの足りない気がする。でも、一生懸命に指揮をしていたと思う。

N響と春日井市交響楽団を比較しても仕方がないが、楽団員と合唱団員にプロとアマのレベル差があるのはわかる。

ソリストはソプラノ、アルト、テノール、バスと4人いるが、演奏会場と指揮者が変わるたびに立ち位置がよく変わる。

一つは、指揮者より客席に近い最前列の場合、

二つは、指揮者の真横一列に並ぶ場合、

三つは、指揮者と楽団員の間に並ぶ場合、

四つは、楽団員と合唱団の間に並ぶ場合、

それぞれに欠点がある。

一つ目は、客席からソリストをよく見れるが、ソリストが指揮棒を見れない。

二つ目は、客席からソリストをよく見れるが、ソリストが指揮棒を見にくい。

三つ目は、これが一番良いと思われるが、楽団員はソリストが邪魔になり指揮がみえない。

四つ目は、識者からソリストを見れて、楽団員の邪魔にならないが、客席から遠くなり見えにくい。

愛知県芸術文化センター大ホールは会場の造りが違うので比較に当たらないが、ソリストは舞台の二階席の最前列に立ち、合唱団員はその後ろに並ぶので、客席からは指揮者、楽団員、ソリスト、合唱団員全部を見れる。

このような造りの会場であったらコンサート会場としていいなあと思います。

演奏会場が愛知芸文センターで第九合唱にテノールで参加していた当時、ソプラノのソリストの真後だったので、よくソリストが後ろの自分に振り向いたのを覚えています。ここから客席を下に眺められて良い景色でした。



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