今年も暑い中、島根の浄円寺で報恩講がつとまりました
浄円寺は以前NHKの「寺が消える」という番組で紹介されました。
この番組の事をご存知の方が意外と多くて、「その寺の孫なんです」というとびっくりされます
寺は消えたはずなのに、報恩講を毎年勤めている事にも驚かれるようです。
浄円寺は無住になっていて、毎年夏に報恩講を勤めるために、
村の方々が私達が着く前に草刈りや掃除をしてくださっています
今年も到着すると、すでにお荘厳が整えられていました
毎年夏に行うのは、私達が子供の頃夏休みを利用して何日か泊まっていた事や、
村の方々の田畑の繁忙期の合間という事で続いています。
皆さんお正信偈もしっかりお勤めされます
お勤めの後は大悟と木乃実がお取次ぎさせてもらいました。
浄円寺の坊守でもあった、前坊守の挨拶で法要は終了。
法要が終わってお楽しみの茶話会
最後は皆んなで記念撮影「ハイ、じょーえんじっ」
本当に皆様のおかげで今年も無事報恩講が勤まりました。
暑い中の草刈り、掃除、水道も止まっているので、並大抵の事ではありません。
お寺を守ってくださる皆様がいて、一緒にお勤めをしてご法話を聴聞してくださる。
感謝感謝です本当にありがとうございました。
「寺が消える」と言われても、お念仏は消えません
来年も又お会いしましょー
(果)