台湾、好きです
人が親切で、暖かくて気候がよくて、食べ物が美味しくて安くて、近くて行きやすくて。
つい先日も訪れて台北市内のホテルの周りを散策していると、ものすごい音量の音楽とも騒音ともわからないような音が響いてきました
歩き進むとお寺らしき建物があり、中ではお坊さんたちが大音量のマイクでガンガンお経を上げ、お施主さんらしき人がお参りしています。
騒々しいというか、華やかというか・・・、銅鑼に、弦楽器も琴のような楽器と胡弓のような楽器、ラッパも二人。
日本の厳粛な雰囲気とは違いますが、これはこれで元気になってパワーがもらえそうです
これがご本尊で、お寺ではなくて、お宮さん。
戦時中日本からこのご本尊を運んできた人がいて、その後場所が移ったり、地域の神様と結びついたり、紆余曲折がありながら現在この地で多くの人の信仰を集めているようです。
ご本尊のすぐ裏は食堂になっていて、いい匂いがプンプン漂って、たくさんの人がいてみんなとても楽しそう
信仰の形は違えど、こうして人が集まってお話をしたりお食事をしたり、地域の中心としてお寺やお宮の役割が残っています。
この日も日本にゆかりがあるお宮さんだということで、そこにいた何人ものおじさんたちが私たちに寄って来て由来を説明したり、あちこち案内してくれたりしました。
気軽に人に声をかけたり親切にしたり、台湾には日本がなくしてしまったところがまだまだあって、訪れる度なんだかいつもホッとします
また行きたいなー
(静)