先日、坊守のふるさと沖縄に行ってきました。
今回は、千葉組の連続連研修会のビデオ制作のための米軍基地についての取材。普天間に住んでいる母親の友人の仲宗根夫妻からお話を聞きました。仲宗根夫妻は、普天間飛行場のある土地に住んでおり、今でもそこに墓地があります。
仲宗根夫妻との記念撮影
心に残った沖縄の名産である黒糖についてのお話を紹介します。
サトウキビを乾燥させたら黒糖になるのだそうです。沖縄には、第二次世界大戦中、沖縄戦という悲惨な歴史があります。たくさんの尊い命が奪われた中、生き残られた仲宗根さんのおばあちゃん。戦争中どうしていたか?2ヶ月半にわたり地下に隠れていたそうです。たまたま、そこに小川が流れており、樽一杯の黒糖があった。おばあちゃんは、そのお水を飲み、黒糖を食べていのちをつないだ。だから、今でも黒糖には感謝をしているというお話でした。黒糖と言えば単なる沖縄の名産とだけ思っていました。しかし人によってはそれ以上に、限りのないいのちをつないできた感謝の込められたものなのです。
今回は、沖縄のぬくもりを感じた旅でした。メリシャカ「仏声人語」に「OKINAWAから教えられたこと」としてアップしました。もしよろしければ、ご覧下さい。
【メリシャカ】http://www.merry-shaka.com/
(龍)
友人のお坊さん達が女性・OLに役立つ情報サイト「シティリビング」にて紹介されております。特集は、「寺ガール&イケ坊特集」です。ぜひ、ご覧下さい。
http://city.living.jp/tokyo
(龍)